筆者個人は、これは非常に理にかなって動きだと考えている。Jellysmackは今から数カ月前に、ピューディパイと独占契約を結び、彼のユーチューブ動画をフェイスブック動画向けに最適化するプロジェクトを開始したが、トップインフルエンサーにとって広告収入はさほど重要なものではない。
世界のトップインフルエンサーたちは、マーチャンダイジングや独占コンテンツなど、広告よりも稼げる手段を持っている。そんな中で、Jellysmackはコンテンツを一括管理できるツールを提供し、クリエイターが他の重要な仕事に専念できるようにしている。
ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのYanni Pipilisは、声明の中で次のように述べている。「現在、5000万人のクリエイターがいる中で、コンテンツのみで生計を立てられる者は、全体のわずか0.1%に過ぎない。Jellysmackは、AIの力でクリエイターたちを支援していく。我々は彼らの拡大をサポートできることに興奮している」
Jellysmackの共同創業者兼共同CEOのRobin Sabbanは、「クリエイターはエンターテインメントの未来であり、我々は世界で最も影響力のある才能を発見し、テクノロジーで彼らの成功を後押ししていく」と述べた。