同僚として働きにくい人の5つの特徴

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4. 無計画な行動が多い


誰しも、プロジェクトに圧倒され時間が足りず、準備が行き届いていないと感じていて、相手にそのような印象を持たれないよう祈った経験があるはずだ。

売り込みや顧客との会議ででたらめなことばかり言ってうまく切り抜けられる人もいる。しかしそれが習慣になると、計画性や意欲がなく、その仕事に優先的に取り組んでいない印象を関係者に与えてしまう。また同僚にストレスを与えてしまい、同僚はもう二度とあなたの尻拭いをしたくないと思っているかもしれない。

今後こうした事態を避けるには、時間を管理し、最も重要なことを優先するようにしよう。気が散る要素を排除し、自分が持っているより大きな目標の役に立たない活動や業務は断る。時間を意図的に使えばよりマインドフルになって現在に集中でき、きちんと準備ができるようになる。そうなれば、一緒に働きやすい人になれる。

5. 無関心・無頓着


自分だけの世界に没頭していることと、周囲の人や環境、あるいは自分の行動に全く無関心なことは違う。いつも最後まで情報が回ってこない人や頻繁に不意を突かれる人は、意識を高める必要がある。

自己認識を持つことは、自分の強みや弱み、考え、信念、やる気、感情を明確に理解していることを意味する。自分がどのように立ち振る舞うかだけでなく、自分のエネルギーが他者に与える影響を理解することが大事だ。そうすることで、他者との交わりや相手のあなたに対する認識、あなたの態度、その瞬間の相手に対するあなたの反応が全てつながっていることを理解できる。これらは全て、自己認識を改善することで向上できるものだ。

他者や状況への認識を高めるには、分析力を磨くことが欠かせない。これは、マルチタスクをしているようではほぼ不可能だ。次に同僚と一緒にいるときは、携帯電話を置きコンピューターから離れて、相手に全関心を向けよう。次に何を言うかを考えるのではなく、相手の発言を理解するために聞くこと。

こうしたシンプルな行動により、あなたが相手に注意を向けていて、相手を大事に思っていることが示される。それにより、相手とのコミュニケーションや関係が改善し、あなたは無知な同僚や競争相手と比べて一緒に働きやすい存在になるだろう。

翻訳・編集=出田静

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