同僚として働きにくい人の5つの特徴

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どの会社でも、一緒に働きづらい同僚や上司がいるはずだ。あなたは、自己陶酔していたり注意散漫だったり、本音を言わなかったりするこうした同僚との交流を恐れ、一緒に働くのを最大限避けるだろう。相手は、自分がそう思われていることに全く気付いていないようにさえ見えるかもしれない。

努力して他者が一緒に働きやすい人になれば、キャリアでの苦労がはるかに減るはずだ。ここでは、一緒に働きづらい人の5つの特徴とその解決法を紹介する。

1. ネガティブになりがち


あなたの考える「現実性」を、他者は嫌悪しているかもしれない。あなたがどんなに有能でも、怒っている、あるいは張り詰めているように見える場合、人々はそれに気づくだろう。こうして周囲の人は防御的になり、心を閉ざしてしまう。

ポジティブな態度の人の周囲では人はリラックスする。そのため、ポジティブな人には自然と人が寄ってくる。ほほ笑みのようなシンプルな仕草でも、近づきやすく優しいイメージを与えることができ、あなたは感じが良く自信があり、信頼できる人に見える。

チームの協力を促したり新たな事業の提携関係を築いたりと、人とのつながりも構築しやすくなるだろう。人は心地良さを感じているとき、他者やそのアイデアにより受容的になる。そのため、あなたは説得力のあるリーダーになれる。

2. 変化に抵抗がある


「これまでいつもこのやり方だった」と言っていることに気づいたら、それはあなたが変化に抵抗していることを示す警告だ。周囲の人は、あなたを最大限避けるようになるだろう。

これは、新型コロナウイルスが流行する前なら好ましくない態度で済んだだろう。しかしコロナ禍が続く現在、変化への抵抗は重荷となる。全ての人や企業が方針を転換し状況に適応している今、現状と異なるものを受け入れる力は必要不可欠だ。

新たなアイデアを脅威ではなく成長や改善の機会として認識すること。知的面で謙虚な人は自分の考えにこだわらず、間違うことを喜ぶものだ。こうした人は、間違ったときに新たなことが学べると理解している。

心が広い人は好奇心と受容性があり、新たなアイデアや人に寛容だ。寛容さによって自然と信頼が培われ、より楽に他者とつながれるようになるだろう。

3. 何を考えているか分からない


他者にあなたと一緒に働きたいと思わせることができず、周囲の人があなたの存在や取り組み、あなたがもたらす価値、あなたにどのような支援ができるかを理解できなければ、相手はあなたという謎を理解するのに苦労するだろう。

相手を混乱させれば、機会や顧客、プロジェクト、昇進、パートナーなどが失われる。明確にしさえすれば簡単に解決できる場合は特に残念だ。明確に情報を提供すれば、相手はあなたのことを理解し、あなたに好感を持ち、あなたを信頼してくれる。こうしてあなたは、相手にとって働きやすい存在になれる。
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翻訳・編集=出田静

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