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Drew Angerer/Getty Images

米大統領選の結果、勝利が確実となった民主党のジョー・バイデン前大統領が組織する政権移行チームのメンバーは、非白人が半数近くを占めることになるもようだ。また、女性は過半数になるとみられている。

発足すれば、バイデン政権は主に白人男性からなる現在のトランプ政権とは、かなり違った顔ぶれとなりそうだ。米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ政権は驚くことに過去およそ40年で、白人と男性の閣僚が最も多くなっていた。

CNNが入手した政権移行チームの多様性に関するデータによると、バイデンが新たに組織するチームに加わる約500人のうち、46%が非白人になるという。また、上級スタッフは41%が非白人となる見通し。女性は上級スタッフの53%、チーム全体の52%を占めることになるとみられている。

バイデンは向こう数週間内に、新政権の閣僚に指名するメンバーを明らかにする見込み。そのうち主席補佐官については、すでに(白人男性の)ロン・クレインを起用することが発表されている。

副大統領には、バイデンがともに選挙戦をたたかったカマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)が、米国史上初の女性、アフリカ系、南アジア系として就任する予定だ。

バイデンは今年6月、米紙USAトゥデイに寄稿した論説で、「教室から裁判所、そして閣僚までのすべてにおいて、リーダーと組織には、実際の米国を確実に反映させなくてはならない」と述べていた。

男性重視のトランプ政権


上院の承認が必要となるポジションにトランプが指名した人のうち、女性の割合は約25%だった。バラク・オバマ前大統領が1期目の任期中にそれらの役職に任命した人のうち、女性は43%を占めていた。

トランプはいまだに、選挙での敗北を認めていない。そのため一般調達局も今のところ、新政権の発足に向けた最初の重要なステップである政権移行プロセスへの着手を許可していない。

選挙戦は両陣営とも白人主導


今年6月にNBCニュースが入手したデータによると、トランプとバイデン双方の陣営の上級スタッフは、白人が過半数を占めていた。

バイデン陣営のスタッフのうち、非白人は全体(フルタイムのスタッフ)の35%、上級スタッフの36%だった。また、トランプ陣営の上級スタッフに占める非白人の割合は、25%と発表されている。ただし、トランプ陣営はフルタイムのスタッフの人数に関するデータを公表しなかった。また、どちらの陣営も、女性の割合は50%を超えていたとされている。

編集=木内涼子

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