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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

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部屋の棚いっぱいに並んだ、自分だけの教養財産である、本や雑誌たち。

まだまだ読みたい書籍はたくさんあるが、そこにはすでに「新人」の入る余地はない。所有する書籍の中からお気に入りのものや、重要な箇所、いま必要な情報だけを読み返したいときにも、探しだすだけで一苦労だ。

こうした紙の書籍に感じる不便さは、アマゾンのKindleのように、書籍をすべてデータベース化し情報端末に取り込むことができれば、即解決する。

従来、本をスキャナーで読み取り、データベース化するには、本のページをいっぱいに開いて無理やり平らにしたり、または本を裁断したりする必要があった。

しかし今後は、大切な本を痛めつけるという一瞬の痛みを覚えなくとも、スキャンできる方法が主流となるかもしれない。


モバイルアプリや携帯スキャナーも


テクノロジーの発展著しい昨今、画期的商品の誕生もみられる。スキャナーでいえば、たとえば外出先の路上、プリンターがない状態でメール受信した契約書に電子署名して返信することも可能な、Android向けモバイルドキュメントスキャナーアプリも話題だ。

読書に革命をもたらしかねないスキャナーも続々と開発されている。最近では、本や雑誌等を裁断することなく瞬時にデジタル化できるいわば「非破壊型」スキャナーが、クラウドファンディングサービス「Makuake」で、目標金額50万円のところなんと1億6000万円以上の応援購入総額を獲得して商品化された。

この商品のように、作業マットの上に対象となる書物を置いてボタンを押すだけで、瞬時にデジタル化が可能な商品なら、従来のように、書籍を機械に挟んで押しつける必要はない。

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日本語のほか、180もの言語に対応しているものもあるらしい。取り込んだ文字はOCR化(ワードやエクセル、PDFに出力し、編集や検索可能な文字データにすること)が可能なものが多い。

こういった高精度スキャナーを使用して自分が持っている本をすべてデータベース化すれば、自宅の本棚の書籍を横断検索さえできるようになる。これは、言うなれば自分だけのオリジナル図書館であり、「個人ベースの情報革命」ともいえる。

文=長谷川 寧々 編集=石井 節子 

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