メルセデス・ベンツといえば、かつては高級乗用車のメーカー。いまは製品が多様化して、人によって、さまざまなメルセデス・ベンツが存在する。ハッチバックもスポーツカーも、同社らしい仕上がりなのはさすがである。もうひとつ、メルセデス・ベンツは箱型のピープルムーバーを手がけても、みごとにつくり上げる。
いまは多人数が乗れるピープルムーバーのVクラスが日本でも人気であり、さらに、Tクラスなる新型が加わる予定だ。詳細は伏せられているものの、同社は「ファミリーやレジャー志向が強い顧客に、バリューフォーマネーの商品として開発する」としている。
スライドドアを左右に備え、さまざまな用途向け車体と、クラスがひとつ上のVクラスの美点も持つ。ルノー・日産自動車・三菱自動車とのアライアンスから開発されるTクラス。欧州では22年の発売だそう。
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