キャリア・教育

2020.08.21 07:00

「早生まれ」30〜34歳の所得、遅生まれより4%低い?

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子どもに適した環境選びを


また最近では、幼稚園・保育園の種類も多様化してきているため、子どもが毎日過ごす環境を、親がある程度その子に合ったかたちで選んであげることもできるようになった。その代表的な幼稚園・保育園の例を3つ紹介したい。
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・少人数保育
1クラスの人数が一般的な保育園、幼稚園と比べて少ない環境。一人ひとりに目が行き届きやすく、発達や成長の違いを尊重してもらいやすい。

・縦割り保育
1クラスに様々な年齢の子どもたちを混ぜた環境。さまざまな発達や成長段階があることが前提のプログラムが組まれている。
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・2年保育
子どもが4歳になった後最初にくる4月から通う制度。ただし、現在は昔に比べて3年保育の園や子どもが増えているため、周りとの違いにかえって子どもが戸惑う場合もある。

それぞれの幼稚園・保育園が持つ良い面と悪い面をよく考え、なるべくその子に適した環境を準備してあげることも、親の役割として時に必要かもしれない。

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これまで、親として早生まれの子どもにできることを紹介したが、何よりも一番重要なのは、子どもと過ごす時間を大切にするということだ。

早生まれの子どもは他の子どもと比べて、親と一緒に過ごせる時間が長くなる。その分、親子で楽しく過ごせる方法を考えたり、自粛生活が続く今だからこそ、家でできることを子どもと一緒にやってみる。「早生まれ」ということにとらわれすぎず、あっという間に成長してしまう子どもとのかけがえのない時間を大切に、ぜひ充実した子育てライフを送ってほしい。

文=長谷川寧々 編集=石井節子

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