19. リガ(ラトビア)
バルト海沿岸で最大の都市であるリガは、変わらない伝統と変わりつづける現代性が混じり合う街だ。「熱いハートを持つ北欧のブロンド」とも呼ばれ、800年の激動の歴史のあいだにはドイツ騎士団、スウェーデン王国、ソビエト連邦の支配を受け、町の文化にその痕跡をとどめている。
今ではラトビアの首都となり、東欧と北欧を結ぶ活気あふれる都市である。
「ダウガバ川が流れ、リガ湾に面したこの街は、常に自然と共存してきた。多くの公園や森林、広場、湖、運河、丘、島、浜辺がある」とEBDは解説している。
ラトビアは感染率がヨーロッパ諸国の50分の1で、コロナ禍の影響がとても小さい観光地だ。医療も逼迫していない。7月1日に観光客の受け入れを再開する。入国後の一時待機は必要ない。
20. ワイルドタイガ(フィンランド)
最後に究極の逃避場所を紹介する。フィンランド東部カイヌー県の自然保護区にあるワイルドタイガには森林や手つかずの土地、澄みきった湖、急流があり、正真正銘の自然体験ができる。ありのままの自然の中を歩き、野生の動植物を観察・撮影し、文化的アクティビティを楽しむ貴重な機会になる。
欧州委員会に「EDEN」の称号を授与されたワイルドタイガは、持続可能な観光にもってこいの土地だ。「ウォーキングやカヌー、湖での水泳、バードウォッチング、草花の観察など、することはたくさんある。自然環境で生息するクマも見られる。ワイルドタイガは自分や子供にあげられる最高のプレゼントだ」とEBDは勧めている。
フィンランドは感染率がヨーロッパ諸国の15分の1で、コロナ禍の影響がとても小さい観光地である。
7月1日に観光客の受け入れを再開する。入国後の一時待機は必要ない。