会社の新型コロナ危機脱出 従業員が支援する5つの方法

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4. 会社の取り組みをネットで宣伝する


自分の会社が、新型コロナウイルスのパンデミック下でどのような活動をしているかを共有することで利益が上がる可能性がある。ホスピタリティー業界で働いている場合、リンクトインで自分の会社がどのように政府の指針を守るためのステップを踏んでいるかを共有しよう。また個人のネットワークに、自分が顧客の安全を守るため行なっている取り組みを知らせよう。

こうすることで、人はより安心できるようになり、その企業を頻繁に利用・支援したいと思うようになるだろう。

技術系の企業で働いていて、会社が資金や器具を寄付した場合、そのことを投稿で共有する。人は社会的責任や企業責任を評価するため、あなたの企業の資金が良い目的に使われると知っていれば、企業のサービスや商品を買うようになるかもしれない。

会社には既に広報部があるかもしれないが、従業員が会社の支持者になること以上に良い広報活動はない。情報を共有するのに許可が必要かもしれないと思われる場合は、投稿する前に必ず上司に確認しよう。

5. 同僚に親切に接する


同僚に、毎日の状況について尋ねよう。即座に批判をしたり、相手を責めたりすることは避けること。新型コロナウイルスの流行により、人々の生活には多くのストレスが生じている。これ以上ストレスを加えないよう気をつけよう。

他者に親切に接することで絆が強くなる。これは、物理的距離を取ることが必要とされる中で人々が求めているものだ。企業が生き残るためには、従業員が生産的に働き他者と協働できるよう、健康的な精神状態を維持する必要がある。

危機的状況は、リーダーシップを強化し、それに価値を加えて示す機会だ。政府の指針に従い、コストや時間の削減方法を見つけ、ネット上で企業の宣伝を行い、同僚を支援しよう。

翻訳・編集=出田静

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