1. つながりを強化する
チームのベストパフォーマンスを引き出すためには、「つながり」感が必要だ。これは、チームメンバーだけでなく、管理職や監督者にとっても同じだ。管理職はチーム全体をサポートし、指示を与え、自ら模範を示してチームを率いる。リーダーが積極的につながりを築けば、チームメンバーもそれに続くだろう。
リモートワーク中につながりを作る方法のひとつは、互いの顔を見ながらのコミュニケーションを重視することだ。音声のみの電話でなく、ビデオ通話を利用しよう。また個別にメッセージを送るのではなく、チームメンバーをグループチャットに招待するのも良い。
2. チーム全体の成果に報酬を与える
報酬は従業員にとって大きな励みになり得るが、多くの場合、あくまでも個人に与えられる。チーム全体としてのインセンティブや報酬も導入しよう。これによりチームが共通の達成目標を持ち、メンバー全員の成果を認めることができるようになる。個人への報酬については続けてよいし、続けるべきだが、チーム全体への報酬の方がより大きなモチベーションになることを覚えておこう。
チームの成果に対する報酬を与えることで、チーム全体の努力が評価される。メンバー同士の結束力が高まり、一体となって成果を上げ続けようとするモチベーションが上がるのだ。
3. マイクロマネジメントを避ける
従業員にとって、上司から事細かく管理される「マイクロマネジメント」ほどフラストレーションの溜まることはない。フラストレーションを感じると、従業員のエンゲージメントも減退する。これは個々の従業員はもとより、チームにとってより大きな問題となる。たったひとりの従業員がグループ全体の士気を下げることもあるからだ。