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米国旅行協会とオックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)が公開した最新リポートにより、米国の旅行・観光業界における新型コロナウイルス感染症の壊滅的な影響が浮き彫りになった。

米国では、旅行関連の直接消費額が5190億ドル減少すると見込まれている。経済生産高に換算すると1兆2000億ドルの損失となり、経済的な悪影響は911同時多発テロの9倍に上る。

今後の2カ月で、旅行業界の売上は81%減少し、年間では45%減少すると予想されている。当然、雇用も深刻な打撃を受ける。4月末までに限っても、およそ800万人分の雇用が失われる見込みだという。

このリポートでは、米国の旅行業界全体のうち、直接消費額が特に大きく減少すると予想されるセクターが詳しく検証されている。

新型コロナウイルスのパンデミックによる経済的影響がもっとも深刻なのは飲食サービスセクターで、2020年の消費額は1280億ドル減少すると予想されている。また、宿泊セクターでは1120億ドル、航空運輸セクターではほぼ1000億ドルの消費額減少が見込まれる。

こうした消費額の減少は、米国各地で外出制限が緩和されれば徐々に回復する見通しだが、損失は2020年末まで続くと予想されている。

新型コロナウイルス感染症の影響による米国旅行業界における直接損失の予測
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翻訳=梅田智世/ガリレオ

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