1. 自分に合った会社を探す
キャリアを中断した後に新たな仕事を探しているときは、自分のニーズに最も会う職場について考えるのが重要だ。面接時には、人材を必要とする管理職に対し、会社が子どもを持つ女性労働者をどのように評価し支えているのかや、そこが自分たちの居場所になり得るかを尋ねることが重要だ。
母親としてのあなたの仕事や意見、役割を評価してくれる会社から支援を受けることは、仕事に復帰することや所属の感覚を持つ上で非常に重要だ。実際、子どもを持つ女性労働者の4人に1人以上の28%が、子どもを持つ親を支援するための従業員リソースグループのようなプログラムを持つ会社を探していると答えた。
面接プロセスでは、キャリアが中断していた期間はどのように扱うべきなのだろう? 人材を必要とする管理職の58%は、子どもを持つ労働者がキャリアの中断に必ず言及し、休暇を取ったことの価値を積極的に共有すべきだと考えていた。
それでは、職務経歴書にはキャリアの中断は書くべきなのだろうか? その答えは「イエス」だ。同調査からは、人材を必要とする管理職が再就職を目指す母親たちの採用に意欲的で、このグループのことを、需要が高いスキルを備えた重要な人材プールとして捉えていることが示された。
ドゥルーシーは「これは、キャリアの中断によりあなたとあなたの家族にどのようなメリットが生じたかや、休暇中に何を学んだかを説明する絶好の機会だ」と述べた。あなたは個人的に成長しただろうか? また、フルタイムで育児をしながらどのようなスキルを身に付けただろうか? 中断したことで具体的にどのような改善があり、どのように成長や個人的な成功がもたらされたかをまとめることが重要だ。
2. 応用可能なスキルを挙げる
面接中に、ソフトスキルについて言及することを恐れないこと。人材を必要とする管理職は、あなたが身に付けた強い労働倫理や時間管理のスキル、忍耐力が大きな強みとなると理解していることがデータから明らかになっている。人材を必要とする管理職の49%が、育児でキャリアを中断した女性を採用する理由として強い労働倫理を挙げていて、時間管理は37%、忍耐力は30%だった。
3. コミュニティーを活用する
再就職のプロセスを通じ、コミュニティーに頼ることが重要だ。子どもを持つ女性労働者の28%は、子どもを持つ労働者の支援グループを会社が提供することを求めている。昇進についてどのように上司に切り出すかについてのアドバイスから、スポンサーシップの機会を見つけること、支援者の強力なコミュニティーを作ることなどが、キャリアを前進させる上で鍵となるかもしれない。