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Photo by Aurelien Meunier/Getty Images For Fenty

リアーナことロビン・リアーナ・フェンティ(31)は、歌手として名声を得た後、スタイルアイコン、そして化粧品業界の起業家へと変貌を遂げ、さらに間もなく黒人女性として初めて大手高級ファッションブランドを率いる人物になる予定だ。リアーナはこれらの事業により保有資産額を6億ドル(約650億円)へと増やし、マドンナ(保有資産額5億7000万ドル)やセリーヌ・ディオン(同4億5000万ドル)、ビヨンセ(同4億ドル)を抜いて世界一裕福な女性ミュージシャンとなった。

リアーナの資産の大半は音楽活動ではなく、仏高級ブランドグループのLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンとの提携により得たものだ。リアーナとLVMHは化粧品ブランド「フェンティ・ビューティー」を共同所有している。同ブランドは2017年9月、LVHM傘下のセフォラ店舗とウェブサイト「FentyBeauty.com」で発売され、瞬く間に成功を収めた。リアーナの知名度と7100万人のインスタグラムフォロワーに後押しされ、売上高は最初の数週間のみで1億ドル(約108億円)に達したとされている。


Photo by Jackson Lee/GC Images

他のブランドがファンデーションの色を一握りしか提供していなかった中、フェンティ・ビューティーは40通りもの色を取り揃えて差別化を図った。売り上げはうなぎのぼりとなり、発売からわずか1年3カ月となる昨年の売上高は5億7000万ドル(約620億円)と推定されている。フォーブスの推定では、LVMHは同ブランドの50%を所有、リアーナは15%を所有している。リアーナの代理人はこの推定を否定した一方で、詳細な説明は避けた。

バルバドスに生まれ、暴力的で薬物に依存していた父親や、2009年に世間をにぎわせた当時の恋人クリス・ブラウンによる暴行などの苦難を乗り越えてきたリアーナはまた、ランジェリーブランド「サベージXフェンティ」をテックスタイル・ファッション・グループと共同で所有しているほか、ツアーや楽曲発売といった歌手活動でも多額の収入を得ている。


Photo by Jackson Lee/GC Images

リアーナの事業は拡大を続けており、5月にはLVMHと共同で、高級衣料品や靴、アクセサリー、宝飾品を製造する新たなファッションブランド「フェンティ」の立ち上げを発表した。新ブランドは、フェンティ・ビューティーと同じくさまざまな人に向けたブランドを理念に掲げ、米国の基準で14(日本のXLに相当)までのサイズを用意している。フェンティはディオールやジバンシィといった著名ブランドと同列に位置づけられ、LVMHでは30年以上ぶりの大規模な新ブランドとなる。


Photo by Caroline McCredie/Getty Images for Fenty Beauty by Rihanna

翻訳・編集=遠藤宗生

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