シンガーのリアーナが、コスメ事業というドル箱産業に進出する。5月31日にツイッターで「新世代の美」を追求するコスメブランド「Fenty Beauty」が今秋にも売り出されると発表したのだ。リアーナがコスメ事業に本格的に参入するのは初めてだ。
Fenty Beautyのツイッターアカウントは新設されたばかりでほとんど情報がないが、「Fenty」はリアーナの苗字だ。
リアーナはFenty Beautyの顔ではあるものの、出資はしない。この新会社を立ち上げたのは高級ブランドを手掛けるLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)のセレブ事業専門部門だ。LVMHは世界中で展開しているコスメ専門店セフォラも運営している。
リアーナがコスメ事業に参入することはおよそ1年前にLVMHが発表していたが、本人が今回ツイッターで発表したことによって多くのファンに知れ渡ることになった。
商品の具体的な発売日やラインナップ、新会社に関する情報はまだ発表されていないが、今秋の発売となればまもなく詳細が明かされるだろう。
LVMHはリアーナとの具体的な契約金額を発表していないが、米ファッション誌ウィメンズ・ウエア・デーリー(WWD)は、およそ1000万ドル(約11億円)と伝えている。
リアーナはこれまでもコスメを手掛けたことがあるが、自身の名前でラインを発表するのは初めてだ。以前にはMACコスメティックスと組んで少数の商品を発表したほか、エイズ基金として寄付金を集めるために毎回セレブが参加して行われるリップスティック「ビバ グラム」のキャンペーンにも参加した。
他にも、セレブがレッドカーペットなどのイベントに登場する際に必要なファッションや美容関連の事業を手掛けるスタイリングエージェンシーFr8meを共同所有している。
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