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「goyemon(ごゑもん)」のメンバーである武内賢太(左)と大西藍(右)

コンセプトは「まるで雲の上を歩いているよう」。日本の伝統的な雪駄にスニーカーソールを組み合わせた「-unda- 雲駄(うんだ)」に注目が集まっている。クラウドファンディングサイト「Makuake」で、開始30分で目標金額の50万円を達成。現在1800万円以上を調達し、急速に認知を拡大させている。

日本の伝統技術と現代技術が融合、雪駄×スニーカー「unda-雲駄-」登場。

「unda-雲駄-」の開発チーム「goyemon(ごゑもん)」のメンバーである大西藍と武内賢太は、プロジェクトメンバーでもありながら、高校時代の友達でもある。「高校からの約束を果たすことができた」と語る二人は、一体どのような経緯で「-unda- 雲駄」を誕生させたのか、話を聞いた。

まるで雲の上を歩いているよう。全く新しい雪駄の登場

一見すると、ただの雪駄。しかし、ひとたび足を入れると柔らかい履き心地に驚かされる。

日本の伝統的な履物である雪駄に、スニーカーのソールを融合させた「unda -雲駄-」。ものづくりのプロジェクトを数多く紹介している「Makuake」の中でも存在感を発揮しているのは高いデザイン性にある。



雪駄と聞くと浴衣や甚平といった和装が想起されるが、「unda -雲駄-」は雪駄とスニーカーを融合させることで、ジーンズなどのカジュアルファッションやモードファッションまでマッチするデザインを実現している。

デザイン性だけでなく、機能性にも優れた側面を持つ。なんといっても特徴的なのは、柔らかい履き心地だ。ミッドソールにはポリウレタン樹脂性素材と、NIKEのエアマックスで採用されているエアーソール(空気の入ったクッション)を採用。さらに、天板部分にも低反発クッションが仕込まれている。開発者の武内賢太は「『雲駄』の名前のように『雲の上を歩いているような履き心地』を実現できたと思います」と自信を覗かせる。



また、「unda-雲駄-」には江戸時代の「もったいない文化」が生んだ雪駄の特性をプロダクトに落とし込んでいるのも特徴だ。実は、江戸時代の雪駄には左右がなく、どちらの足を入れても違和感なく使用することができた。定期的に左右を交換して履くことで、ソールを長持ちさせる効果があったという。

「unda -雲駄-」にはそんな左右対称デザインを採用。今後は「片足のみの交換」といった新しい販売形態も検討しているという。

文=半蔵門太郎 写真=小田駿一

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