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Ian Gavan / by Gettyimages

今年の夏に英国の野外音楽フェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」に向かう人は、飲み水を入れるマイボトルを持参する必要がある。50年近い歴史を誇る同フェスティバルは今年初めて、会場内でプラスチック製ボトル入り飲料の販売を禁止する。

ペットボトル飲料の持ち込み自体は禁止されないが、場内の売店で購入することは出来なくなる。フェスに出演するアーティスト向けの、ペットボトル飲料の提供も行われない。

グラストンベリーに協賛するグリーンピースは、世界で1年間に最大1270万トンのプラスチックごみが海に投棄されていると試算している。環境保護団体らは、プラごみ削減に向けた最も有効な手段が、プラスチックの使用を減らすことだと述べている。

昨年のグラストンベリーの会場では、100万本以上のペットボトル飲料が販売されていたが、主催者らはこれを停止する決断を行った。

共同オーガナイザーのEmily Eavisはこう話した。「環境の保全こそが最優先されるべきだ。今年のグラストンベリーで100万本ものプラスチックボトルの使用を削減できることに、エキサイトしている。フェスに参加する全ての人々が、自分の行動を少し変えるだけで、世界に変化を与えられることを自覚してほしい」

6月26日から30日まで、英国のサマセット州で開催されるフェスティバルには、ザ・キラーズやリアム・ギャラガー、マイリー・サイラス、ザ・キュアー、カイリー・ミノーグらの出演が予定され、13万人を超える観客が野外で音楽を楽しむことになる。

場内ではは無料の給水所が至るところに設置され、ステージ脇のバーなどでもマイボトルへの給水サービスが受けられる。一方で、缶入りの飲料の販売は昨年までと同様に継続される。2017年はフェスティバル会場で使用された45トンに及ぶアルミ缶が、リサイクルされていた。

グラストンベリーの主催者は環境保護を呼びかけるだけでなく、昨年は400万ドル近い資金を、Oxfamやグリーンピースの活動に寄付していた。

編集=上田裕資

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