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未来の社会では、さまざまな職種が新たに出現するだろう。その多くは今では想像できないようなもので、こうした仕事に必要とされるスキルに関心が集まっているのも当然のことだ。

例えば米メンフィス大学の研究チームは昨年末に発表した論文で、協働的な問題解決が今後数十年間で最も重要なスキルになると指摘している。同チームは「協働的な問題解決は、職場やコミュニティーで必要不可欠なスキルだ。私たちが現代に直面する問題には、グループの功績と各チームメンバー特有の知識を統合することが求められているからだ」と説明した。

ソフトスキルの重要性は、オンライン学習サービスを提供する米企業ユーデミー(Udemy)が実施した新たな分析でも示された。同社は現在スキルが不足している分野を探るため、企業が従業員に対しどんなコースの受講を求めているかを調べた。

技術的スキルが今後も高く評価されるのは当然のことなので、調査チームはソフトスキルのみに焦点を当てた。ハードスキルや技術的スキルの多くは技術進歩に影響を受けることから、こうしたソフトスキルが非常に重要であることは、過去の研究からも示されている。

また先行研究からは、リーダーシップや創造性、心の知能指数(EQ)、批判的思考などのより人間的なソフトスキルに十分に投資することで、自動化によって失われる仕事の数が大幅に減るとの見解も示されている。こうしたスキルを培うトレーニングへの投資が倍になれば、自動化により危機にさらされる仕事の数は10%から4%へと減少するという。

ユーデミーが挙げる重要スキルのトップ10は次の通りだ。

1. コンフリクトマネジメント

コンフリクト(対立)マネジメントのスキルは最重要スキルとされることはあまりないだろうが、ユーデミーのチームは現代の職場が非常に複雑であることを強調している。

現代の職場では複数の世代やさまざまなテクノロジーが混在し、異なる国籍や文化の人が働き、市場は常に変化を続けている。職場にはさまざまな優先事項や仕事のスタイル、コミュニケーションの好みが存在し、対立が生まれることがある。労働者は何らかの対立への対処に毎週平均3時間近くを費やしているとのデータもある。

2. 時間管理

複雑な現代の仕事環境を考えれば意外ではないだろう。非常に多くのものが要求されていて、どれも重要であるとき、時間を効果的に管理できるスキルは必要不可欠だ。

編集=遠藤宗生

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