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キャリア、求職活動及び労働人口の中のミレニアル世代について執筆

PopTika / Shutterstock.com

心の知能指数(EQ)は、ビジネスで強力な指標の一つだ。EQは、自分の感情を認識・管理するだけでなく、他者の感情を理解する能力だからだ。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの調査では、優秀な従業員は高いEQレベルを示すことが分かった。また、EQに特化したコンサルティング企業、タレントスマート(TalentSmart)によると、優秀な社員の90%が高いEQ値を示す一方、成績の振るわない社員80%のEQ値は低かった。単刀直入に言うと、EQ値は重要だということだ。

私の顧客の多くは、上司への不満を抱え、関係がうまく行かないため辞めたいと考えて私のもとを訪れる。状況を聞くと、こうした顧客の上司は高いEQを示していないことがほとんどだ。あなたは、その一人になってはいけない。

ここでは、EQを育てるための5つの方法を紹介する。

1. ネガティブな感情を管理する

自分のネガティブな感情を管理・緩和できれば、状況に圧倒される可能性が少なくなる。とはいえ、実践するのは難しいと思うだろう。まずは、次のことから始めよう。誰かに対して腹を立てることがあれば、結論に飛びつかず、まずはさまざまな角度から現状を見ること。

物事を客観的に観察し、簡単に怒らない。職場でマインドフルネスを実践すれば、視点が変化することに気づくだろう。

2. 言葉遣いに注意する

職場では、コミュニケーションの達人になることに注力する。EQの高い人は、より具体的な言葉を使い、欠けているものをうまく伝えてすぐに問題解決に取り掛かる。上司との会議がうまく行かなかった場合は、なぜうまく行かなかったのか、次の機会で成功させるには何ができるかを考えよう。

状況を正確に把握できれば、ただ心配するだけよりも、問題を解決できる可能性が高まる。

3. 共感する

言語的・非言語的サインに注目すれば、同僚や顧客の感情に関する貴重な見識が得られる。たとえ一瞬だけでも他者を注意深く見て、相手の立場で考えよう。共感を示すことは、許されない行動を容認することではない。しかし、共感する心を持てば、誰もがそれぞれ問題を抱えていることを心に留めておける。

4. ストレスの元を認識する

自分がストレスを感じるものが何かを把握し、積極的に避けること。就寝前に仕事のメールを確認することが悪影響になっていると気づいた場合、メールは朝まで放っておく。あるいは、職場に着くまで見ないようにする方が良いかもしれない。

5. 逆境を克服する

誰しも困難に直面するものだ。こうした状況にどう反応するかにより、成功するか、完全な崩壊への道を歩むかが決まる。

皆さんは、ポジティブ思考が大きな効果を発揮することを既に知っているだろう。逆境を克服するには、不平を言う代わりにポジティブに考えること。この状況から学べることは何だろう? 建設的な質問を通し、現在の困難から得られるものは何かを考えよう。

意欲さえあれば、EQは時間とともに成長する。あなたが出会う人、直面する困難や状況は、あなたのEQを試すための重要な学びの機会だ。練習が必要だが、すぐにその恩恵を受けることができる。

高いEQを持てば、職場での人間関係だけでなく、人生のあらゆる分野で役に立つ。こんな便利な能力が欲しくない人などいないはずだ。

翻訳・編集=出田静

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