第1弾として、2019年4月から住めるのは以下の11拠点。
・千葉県南房総市
・神奈川県鎌倉市
・千葉県一宮町
・静岡県賀茂郡南伊豆町
・群馬県吾妻郡
・福井県三方郡美浜町
・徳島県美馬市
・徳島県三好市
・鳥取県鳥取市
・東京都渋谷区
・東京都品川区
具体的な時期は未定だが、栃木県日光市、宮崎県日南市なども今後オープンする予定だという。ADDressの利用には会員登録が必要で、現在クラウドファンディングサイト「Makuake」で初期メンバーの募集を中心としたリターンを提供するプロジェクト(2月18日〜3月19日の間)を実施。目標金額は200万円。賃貸借契約の観点から、利用者は会員登録前に事前審査が行われるという。
また、ADDress物件にアメニティグッズや家具などを提供する「ADDress社会圏パートナー」には松山油脂、Koala Sleep Japan、VUILDの3社が選ばれた。
そのほか、泊まり放題パートナーとして、一般社団法人ハンモサーフィン協会、Little Japanとも提携することで、それぞれの拠点とADDress拠点をあわせて、泊まり放題になるサービスも提供。月額4万5000円から泊まり放題が実現可能となっている。
物件調達に関しては、カチタスやNPO法人離島経済新聞、R不動産と物件調達パートナーとして提携。オーナーを募っていくだけでなく、彼らの力も借りながら物件を開拓していく予定だという。
会見では滋賀県大津市と提携したほか、ANAホールディングスをモビリティーパートナーに迎え、空席や空リソースを活用して、多拠点生活・シェアエコツーリズムの推進を発表。さらには、スペースマーケット、akippa、AsMama、TABICA、REALBBQ、みまもりあいプロジェクト、MIDORI.soとの連携も表明した。
移住ではなく、都心部と地方が人口をシェアリングする多拠点居住時代の実現に向けて、スタートラインに立ったアドレス。今後、さまざまなパートナーを巻き込みながらサービスの普及を目指していくという。