関心高まる「ケトジェニックダイエット」 今年より身近な食事法に

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「love good fats」というブランド名でケトジェニックのスナックバーを製造するグッド・ファット社は2018年、カナダでの展開店舗数が、200店から2500店に拡大した。2019年には、アメリカのホールフーズ450店舗でケトジェニック・スナックバーを販売する予定だ。

サウス・ビーチ・ダイエットも成長している。2019年には「ケトジェニック・フレンドリー・プログラム」を開始し、タンパク質が20g入ったダイエット用飲料「Simply Fit Shakes」を売り出すという。

グッド・ファット社の創業者でもあるスージー・ヨーク最高経営責任者(CEO)は、「当社のバーは、良質の脂質を食べることと、糖質の摂取を大幅に減らすことが健康に良いことを示した最新科学にもとづいてつくられている。高脂肪で炭水化物の少ない食生活に適した製品への需要は拡大している」と述べる。

「当社のバーが人気なのは、口の中でとろけるような食感だからだ。普通の店にはそういった製品はない。そのため、小売店からは驚くほどの関心が寄せられている」

ケトジェニックダイエットは、2019年も引き続き話題となるだろう。消費者の需要に応えるべく、関連スナックや食品の数は増え続けていくに違いない。ただし、ケトジェニックの食品を買い込む前に、そうした食事法が自分にとって安全かどうか、医師に必ず確認してほしい。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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