キャリア・教育

2019.01.15 08:30

「必死な求職者」と化した人が持つ5つのサイン

Madhourse / shutterstock

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「就職さえできれば、どんな仕事でもいい!」という態度で就職活動に臨むと、その必死さが体からにじみ出て、周囲の人に伝わってしまう。

求職活動中、貪欲になったり必死になったりする気持ちもわかる。人はストレスを苦痛と感じるものであり、楽しいとは思わない。就職活動など早く終わらせたいものであり、私たちは機械ではないため、その感情は言動に表れる。

自分にふさわしい仕事を得るために最も重要なのは、逆境に対して冷静かつ自信を持ち直面できる能力だ。

就職を成功させるため、履歴や学歴よりもはるかに重要なのが、自信と冷静さだ。就職活動中に出会う人は、あなたが自分をどう扱っているかに基づいて、あなたに対する態度を決める。

職を得るためなら、ガラスの破片の山の上を這いつくばることもいとわないほどの必死な求職者は、間違った類いの人間を引き寄せる。中には、追加の面接や試験、無給の仕事を要求したり、説明なしに長期間にわたり連絡を取らなかったりして、求職者を苦しめることに喜びを感じる人もいる。

必死な姿勢で仕事に応募してしまうと、自分が抱く恐怖心から部下いじめに走る管理職を引き寄せてしまう。そのような上司は、審査中の求職者を粗末に扱いたがる。審査でひどい扱いに耐えられる人は、入社後も支配しやすいのだ。

あるいは、求職者を数カ月に渡る審査で振り回しておきながら、お礼の言葉もないまま連絡が途絶える会社もある。

就職活動は自分の直感に従うのが一番だ。恐れが先に立ってしまうと、本来は信頼すべき自分の直感に対して「うるさい! おまえの言うことを聞いている余裕はない。仕事が必要なんだ!」と言い放ってしまう。

以下に、あなたが必死な求職者として振る舞っていることを示す5つのサインを挙げる。

1. 自分を完璧な候補者に見せるために全ての時間とエネルギーを使ってしまい、その職が本当に自分に合っているかを確認していない。

2. 面接官の要求には何だって応じるという態度で面接に臨む。求められるがままに前職での機密情報を漏らしたり、不適切な質問や違法な質問に回答したりしてしまう。

3. 面接後に、自分がダメだったと思う点をいつまでも引きずっている。面接官が何を言っていたかを思い出せず、ただ自分のミスや欠点のみが頭に浮かぶ。

4. 新たな求人を見つけた時、最初に思うのは「自分を検討してくれるだろうか?」という疑問だ。

5. 面接結果を待つ間、「先方へ電話して、『最初の2週間は無給で結構です』と言ってみようか」などというとんでもない考えが浮かぶ。
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編集=遠藤宗生

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