2015年の「ジュラシック・ワールド」、2017年の「エブリシング」などでキャリアを積み、2019年度のフォーブスの「30アンダー30」ハリウッド&エンタテインメント部門の一人に選出されたロビンソンが、フォーブスの10の質問に答えた。
1. 初めての仕事は?
シアトルにあるA.C.Tという劇場で上演された「クリスマス・キャロル」。七面鳥を配達する少年の役を演じた。
2. 欠かせないアプリは?
Apple Newsかリフト。
3. 自分の職業を決めたのはいつ?
まだ決めている途中。
4. 大学で教わらなかったことで、これは社会に出る前に教えてほしかったと思うことは?
大学では実社会に出るための準備はできない。でも、それは俳優業も同じこと。
5. 30歳未満であることは俳優業において有利だと思うか?
イエス。(キャリアを極めるまでの)時間があるということは、それだけ人生経験を積み、学び、成長できる余地があるということ。自分の将来について考える時間があることは大きなアドバンテージだ。
この仕事は他のクリエイティブな職業と同様に、外の世界だけではなく心の旅がつきもので、自分の声を探す時間が多くある方が有利だと思う。皮肉な話、自分をよく知れば知るほど、(演技で)他人になりきりやすくなる。仕事が終われば自分に戻れることをわかっているからね。
6. 18歳の頃の自分にアドバイスするとしたら?
直感を信じろ。そして、もう少し心を開いた方がうまくいく。
7. 理想のメンターは?
村上春樹。
8. これまでに受けた最悪のアドバイスは?
「若者世代のトム・ハンクス」を目指せ。
9. ミレニアル世代に対する最大の誤解は?
無関心だということ。ミレニアル世代は世間が思っているよりも(社会に)関心があるし、ベビーブーム世代に次いで人口の多い世代として、大きな変化を起こす影響力を持っている。特に政治においてね。だから僕は(ミレニアル世代やその他の世代に対して)選挙に行くように呼びかけている。
10. あなたの最大の功績は?
難しい質問だ。自分のしてきたことを功績とは言いづらいから。でも「ジュラシック・ワールド」への出演は自分にとって大きかった。あれほどの大作に参加したのは初めてで、3つの都市で5ヶ月かけて撮影した。ナウル共和国のGDPより多額の製作費がかかっていたんだ。はじめはやり遂げる自信がなかったけれど、最終的には自分がやるべきことはやったという達成感を味わえたよ。