新田真剣佑「座右の書は毎回の台本」 21歳の人気俳優が掲げる目標とは #30UNDER30

俳優 新田真剣佑

俳優 新田真剣佑

国内に限らず、グローバルな舞台で活躍する30歳未満の優れた才能を持つ30人を選出する「30 UNDER 30 JAPAN」。

ForbesのUS版では過去に、マーク・ザッカーバーグ、ヴィタリック・ブテリンが選出されてきた。ビジネス分野で活躍するイノベーターに限らず、音楽&アート分野では、歌手のケンドリック・ラマー、アデルらも受賞をしている。

今回初開催となった日本版のエンターテインメント&スポーツ分野で、「Superorganism」の野口オロノ、ミュージシャンの「CHAI」、陸上競技選手のサニブラウン、七大陸最高峰日本人最年少登頂記録保持者の南谷真鈴と並び、俳優として唯一選出されたのが、新田真剣佑だ。

幼少期を過ごしたのは、映画の街ハリウッド。2014年に日本へと拠点を移し、本格的な俳優活動を始める。強い意志を感じさせる瞳の少年が流暢に英語を操る姿は、すぐに大きな話題を呼んだ。

その端正な容姿だけではなく、空手道を通じて体得した、本格的なアクションの実力でも注目を集めた。

それから3年後、『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』で第40回日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞。18年は、『劇場版コード ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 』(8月27日公開 )、 ハリウッド映画 『 パ シフィック・リム : アップライジング』を含む5本の映画が公開されている。

人気と実力を兼ね備えた、日本を代表する若手俳優のひとりとなった。新田は自身の仕事への向き合い方と、今後の目標をこう語る。

「座右の書は何かと聞かれたら『毎回の台本』と答えています。俳優活動を通して、 作品を観てくれた人に夢を与えられる存在になることが、僕の夢なんです」


6月1日公開となった映画『OVER DRIVE』での舞台挨拶にて。(VCG/VCG via Getty Images)

新田真剣佑◎1996年ロサンゼルス生まれ。アメリカでのテレビドラマ、映画出演からキャリアをスタート。舞台、映画、テレビドラマを中心に活躍中。

文=伊勢 真穂

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