テクノロジー

2018.10.01 16:30

グーグルのスマートウォッチ向けOS「Wear OS」に到来した変化

Photo by Justin Sullivan/Getty Images

グーグルのスマートウォッチ向けOS「Wear OS(旧Android Wear)」は2.0が失敗に終わって以来、苦境に立たされていた。発表が大幅に遅れたばかりか、最終バージョンは魅力に乏しくバグだらけだった。しかし、グーグルはその汚名を挽回する2.1を発表した。

2.1の注目の1つが通知だ。ウォッチフェイスを上にスワイプすると通知が表示されるのはこれまでと同じだが、簡単にスクロールして多数の通知を処理できる。スマートリプライ機能もあるため、短い返信ならアプリを開く必要もない。

左にスワイプするとグーグルフィットが立ち上がる。UIは今まで以上に直感的なものに刷新された。心拍数のポイントが見やすく表示され、アクティビティレベルを一目で知ることができる。さらにスワイプすると新たなワークアウトを開始することも可能だ。ただしワークアウトを自動検知する機能は今回も盛り込まれなかった。

右にスワイプするとグーグルアシスタントのパネルになる。ここにはフライト情報や交通情報など、その後の予定に関連する情報が表示される。グーグルアシスタントを起動することもできる。

ウォッチフェイスを変えるには、2.0以前と同様に長押しする。下にスワイプすると6項目の設定へのショートカットが表示され、NFC対応のウォッチならグーグルペイにもアクセスできる。

ネットワーク経由のアップデートは9月28日から始まっており、2.0にアップデートされているほぼすべてのウォッチが2.1にアップデートされるはずだ。

編集=上田裕資

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