3.「ノー」と言えるようになる
特にモチベーションの低いときは、すべてに「イエス」と言いたい気持ちにもなる。さまざまなプロジェクトに関わったり、イベントに参加したりすることで、モチベーションを回復できるような気がするからだ。
だが残念ながら、全てに「イエス」と言うと、あっという間に燃え尽きてしまうだけかもしれない。研究からは、「ノー」と言うことで、生産性やメンタルヘルスが改善することが分かっている。
誰かを幸せにすることと、自分が幸せになることの間で板挟みになっているように感じたら、次のことを思い出そう。その頼み事に「ノー」と言うことは、自分が本当にやりたいことに「イエス」と言うことなのだ、と。
4. 休憩する
気分が落ち込みつつもそのまま最後までやり遂げたいと思っても、それは得策ではないかもしれない。米国人は平均3.2日の有給休暇を未消化のまま無駄にしている。こうした働き詰めの習慣はやめなければいけない。休むことでリフレッシュし、若々しい気持ちになれる。
実際、ハーバード・ビジネス・レビューに掲載された研究結果によると、休暇取得者の94%が、楽しい旅行をすることで、以前と同じかそれ以上のエネルギーを得られたと答えた。さらに55%が、旅行後はさらに高いエネルギーレベルで仕事に復帰できたと答えた。
誰しもが何らかのタイミングでモチベーションを失くすことはある。私自身も経験済みだ。しかし、対処方法を知っていれば、その状態から抜け出すことができる。上記の4つのヒントを参考に、モチベーションを取り戻そう。