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As Mobile Economist at TUNE, I forecast and analyze trends affecting the mobile ecosystem.

Andrey_Popov / Shutterstock.com

今や米国人消費者の約3分の1が、アマゾンのエコーやグーグルホーム、アップルのHomePodなどのスマートスピーカーを保有していることが、アドビの調査で明らかになった。スマートスピーカーの保有率は、今年の年末のホリデーシーズンには50%近くに到達するとアドビは予測している。

所有者の多くはボイスを用いてショッピングや、商品の検索を行っている。また、半数が音声アシスタントを用いてニュースを聴いたり、質問をしたり、ネットで調べ物を行っている模様だ。

アドビによると、スマートスピーカーの保有者数は2018年1月から14%の増加となっており、人々のボイスに対する意識も変わりつつあるという。アドビは2018年8月に、米国の成人1000名を対象に調査を行なった。

依然として多くの人が、公の場でスマートフォンに話しかけることに抵抗感を感じているが、スマートスピーカーの所有者らの間ではこの傾向は弱まっており、より頻繁に音声アシスタントを利用している。昨年の1年間で音声アシスタントの利用頻度が増えたと回答した人々の割合は、スマートスピーカーの非保有者の間では38%だった。しかし、この数値はスマートスピーカー所有者の間では76%だった。

さらに、全体のほぼ半数に相当する44%のスマートスピーカー所有者らは、一日に複数回にわたりデバイスを使用している。「ほとんど話しかけない」と答えたのは、わずか8%だった。

スマートスピーカーの所有者の約半数がデバイスで商品を検索し、43%が買い物リストの作成を行っている。また、3分の1が価格の比較を行い、約4分の1が店舗の場所の検索や、配達の依頼、注文状況の確認を行っている。

また、21%の人々がエコーやグーグルホームで、よく購入するアイテムの再注文を行っている。人々の年間の買い物に占める、繰り返し購入するアイテムの比率は高い。21%というのはかなり大きな意味を持つ数字だ。例えば、年間に購入する靴の数は1足か2足であるのに対し、ミルクやトイレットペーパー、洗剤などの生活必需品は繰り返し購入するものだ。

しかし、スマートスピーカーの利用動向から見えてくる最大の変化は、人々のボイスに対する意識が変わりつつあることだ。外出時に、Siriやグーグルアシスタントに話しかけることに抵抗感がないと答えたのは、スマートスピーカーの非保有者の間ではわずか29%だった。

音声アシスタントの利用に抵抗感がなくなる

しかし、スマートスピーカー所有者の72%は、他人の前でも気がねなくデバイスを利用していると答えた。さらに、スマートスピーカー所有者たちがスマートフォンの音声アシスタントを利用する率は、スマートスピーカーを持たない人々の3倍に達していた。

この数字(スマートスピーカー所有者の音声アシスタントの利用率。比較対象はスマートスピーカーの非所有者)はノートPCでは約4倍、ウェアラブルデバイスでは約13倍、車内では約6倍に達していた。

さらに興味深いのは、音声アシスタントの利用に馴染んだ人々はさらにその傾向を強めていくことだ。今年のホリデーシーズンに、自分用にスマートスピーカーを買いたいと答えた人の比率は、スマートスピーカーの非保有者の間では23%だった。しかし、既にスマートスピーカーを持っている人の45%が、新しいデバイスを買いたいと答えた。

さらに、彼らの23%がプレゼント用にスマートスピーカーの購入を検討していると述べた。この流れが続くことにより、今年の年末にはスマートスピーカーの普及率は50%に達するとアドビは述べている。

編集=上田裕資

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