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Photo by David Ramos/Getty Images

ファーウェイは8月31日、ドイツのベルリンで開催の家電見本市「IFA 2018」で、スマートスピーカー兼4Gルータの「AI Cube」を発表した。このデバイスはファーウェイとアマゾンが共同開発したもので、アマゾンの音声アシスタント「アレクサ」に対応している。

AI Cube はSIMカードを挿入すれば、4Gルータとしても使える画期的スマートスピーカーだ。このデバイスでファーウェイは新たな製品カテゴリを切り拓いた。

ファーウェイはこのスマートスピーカーが、優れたサウンドクオリティを備えていることをアピールしている。AI Cubeの筐体の下部は金属メッシュで覆われ、振動板はアルミ製。「Huawei Histenサウンド効果」により、クリアな高音や迫力の低音を再生できるという。また、ワット数もグーグルのGoogle Homeが10Wであるのに対し、AI Cubeは15Wで、よりパワフルなサウンドが再生可能だ。

さらに、ボイスの認識能力に関してもGoogle Homeを上回る点をファーウェイはアピールしている。Google Homeの内蔵マイクが2個であるのに対し、AI Cubeは4つのマイクを内蔵し、離れた位置からも正確な音声認識が可能だという。

そして、このデバイスの最大の注目ポイントといえるのが、SIMカードスロットを備えており、最大300MbpsのWiFiアクセスが可能なルータであることだ。内装のデュアルバンドルーターは2.4GHzと5GHzの帯域に対応。さらに、LANポートも備え最大1200Mbpsの高速通信に対応する。

これまで、ルータ分野で世界トップクラスの製品を世に送り出してきたファーウェイだけに、その通信性能は折り紙付きといえるだろう。特に、通信容量制限のないプランのSIMカードを所有する人にとって、AI Cubeは非常に心強いデバイスになりそうだ。

AI Cubeはまずは欧州でホリデーシーズンに発売予定で、中国や米国市場での発売時期は明かされていない。また、価格についても現時点では不明だ。

調査企業「カナリス」のデータでは、世界のスマートスピーカー普及台数は間もなく2億2500万台に到達するという。AI Cubeは今後、グーグルのGoogle Homeの強力なライバルになるかもしれない。

編集=上田裕資

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