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metamorworks / Shutterstock.com

現代はソーシャルメディアやモバイル端末の普及により、これまで以上にニュースにふれる時間が増加している。しかし、ネガティブな話題ばかり聞かされて、気分が落ち込むことが多いと感じる人も増えている。

エール大学の研究者らはこの現象を「ホープ・ギャップ」と名づけた。これは、前向きな話題よりも暗いニュースに意識が向かうことが、ストレスの増加につながるという理論だ。

グーグルは先日、ユーチューブ上の動画で、グーグルアシスタントに新たな機能を追加したと発表した。新機能は「Hey Google, Tell Me Something Good(グーグル、何か良いニュースを教えて)」と呼ばれるものだ。

「良いニュースは毎日起きているのに、我々の耳には届いていない。病気の治療や平等な機会の創出、教育の格差の解消といった問題に取り組み、成果をあげている人たちがいる。データを拾い集めてみれば、いろんな面で世界がより良い場所になりつつあることが分かる」と、グーグルは動画で述べている。

「前向きなニュースにふれることは、様々な課題に前向きな気持ちで対処する意識を高める効果がある。良いニュースは世の中を改善するための会話を活性化させる。このアイデアを形にするのが、ソリューションジャーナリズムと呼ばれる手法で、ジャーナリストのネットワークも生まれている。前向きな話題は人々のつながりを深め、互いの信頼を高める」

そんな思いからグーグルがグーグルアシスタントに取り入れた新機能が、「Hey Google, tell me something good」だ。この呼びかけを行なうと、グーグルが良いニュースだけを聞かせてくれるのだ。

例えば、「デトロイトの住民が共同で立ち上げた環境に優しい農場」や「アイスランドで進行中の、若者のアルコール依存を減らすプロジェクト」といったトピックが再生される。

グーグルはこの機能の導入にあたり、非営利団体の「Solutions Journalism Network」と提携を結んだ。また、グーグルのクリエイティブ・ラボもプロジェクトに参加している。

「Hey Google, tell me something good」機能は現在、米国のグーグルアシスタントユーザー向けに提供されている。現状ではGoogle HomeやGoogle Home Miniのみの対応となっているが、間もなくスマホのグーグルアシスタントアプリにも対応する予定だ。

編集=上田裕資

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