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(Photo by Pablo Cuadra/Getty Images for Apple)

アップルウォッチの次期モデル「シリーズ4」では、物理的に押せるサイドボタンやデジタルクラウンが廃止される可能性がある。新型アップルウォッチに関しては、筐体のサイズは同じだが、画面は15%大型化されるなどの噂も浮上している。

ニュースサイト「Fast Company」のMark Sullivan記者が関係筋から得た情報によると、新型アップルウォッチでは押し込み型のサイドボタンやデジタルクラウンの代わりに、触覚フィードバック(haptic feedback)テクノロジーで押している感覚を与える固定型パーツが採用されるという。

アップルは2015年9月に発表したiPhone 7でホームボタンをソリッドステート型に変更し、その前年にはMacBook Proのトラックパッドもソリッドステート型に変更していた。この流れがアップルウォッチに到来するのは自然なことに思える。

この仕様変更はバネのようなパーツが不要になることを意味し、省スペース化につながる。筐体内のスペースが広くなれば、その分搭載できるバッテリーが大きくなる。しかも物理的なパーツが1つ減ることで故障のリスクも低減できる。また、本体とボタンの間に隙間ができないため、防水という観点でもプラスになる。

ソリッドステートのボタンに移行しているのはアップルだけではない。例えばファーウェイの「P20 Pro」でも同様のホームボタンが採用されている。

しかし、アップルが他社と違うのは、触覚フィードバック機能で振動を伝えることにより、ボタンを押したかのように感じられることだ。筆者もかつて動かないボタンと聞いて懐疑的に思ったが、使ってみたら思いのほか気に入った。

押せないボタンを押すという動作には一種のがっかり感があるが、アップル製品では心地よい絶妙なバイブレーションがあるため、ボタンを押せたような感覚が得られる。

iPhoneでは感心する程度だったが、MacBook ProとMacBookのトラックパッドは驚くべきリアルさだ。筆者は親指の下でボタンが動いていると確信していたが、電源を切ったときに全く押している感覚がしなかったため、やっとボタンは動かないのだと納得したほどだ。

新型アップルウォッチに搭載されるソリッドステート式のボタンにも、同様なリアルな感覚が期待できる。デジタルクラウンは新型モデルでも回転式の仕様となるが、押すという動作に関してはサイドボタンと同じになるという。

また、新型モデルにはウォッチの上部に新たな心拍センサーが搭載され、指を2カ所に触れさせて心拍を図れるようになるという。

Fast Companyによると、ボタンがソリッドステート式の新型アップルウォッチの登場は早ければ年内で、遅くとも2019年には発表されるという。

編集=上田裕資

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