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Tomasz Bidermann / Shutterstock.com

フォーブスは6月6日、2018年版「世界の有力企業2000社ランキング(グローバル2000)」を発表した。16回目の公表となる今回のリストは、米国と中国の企業がトップ10を均等に分け合う結果となった。

最新のリストに入ったのは、世界60か国の公開会社。最も多かったのは米国の560社で、全体の約30%を占めた。中国・香港の企業は前回の262社から数を増やし、合計291社となった。2003年に初めて公表したこのリストに名前が入った中国企業は、香港を合わせてもわずか43社だった。そのほかランク入りした企業の数が多かった国は、日本、英国、韓国となっている。

利益は全体で28%増加

2000社全体の合計では、売上高は39兆1000億ドル(約4300兆円)、利益は3兆2000億ドル、資産総額は189兆ドル、時価総額は合計56兆8000億ドルだった。いずれの項目も前回と比べて2桁の伸びを記録しており、なかでも利益は28%増加となっている。

「グローバル2000」の順位は、米金融データ会社ファクトセット・リサーチ・システムズの情報に基づき、各国の公開企業の売上高、利益、保有資産、時価総額を調べ、総合的に割り出したスコアによって決定したもの。時価総額は、今年5月11日の各社株価の終値と発行済株式数から算出した。また、金額は全て連結ベースで計算し、米ドルに換算している。

上位はほぼ同じ顔触れ

今回のランキングの1位と2位は、6年連続で同じ中国工商銀行と中国建設銀行だった。トップ10は、以下のとおりだ。

1位:中国工商銀行
2位:中国建設銀行
3位: JPモルガン・チェース
4位:バークシャー・ハサウェイ
5位:中国農業銀行
6位:バンク・オブ・アメリカ
7位:ウェルズ・ファーゴ
8位:アップル
9位:中国銀行
10位:中国平安保険

今回初めてリスト入りした企業のうち、新規株式公開(IPO)において最も注目を集めたのは、スウェーデンの音楽配信サービス、スポティファイだ。ランキングでは、時価総額およそ270億ドルで1644位に入った。ただ、同社は昨年およそ13億ドルの損失を出している。

そのほか、今回初のリスト入りを果たしたのは合計131社。このうち14社が新規上場企業だ。初めてランキングに入った企業のうち、最も順位が高い722位につけたのは、スウェーデンのパーソナルケア用品メーカー、エシティだった。

一方、今回は原油価格の値上がりを背景に、石油・ガス関連企が順位を上げた。前回と比べて最も大幅にランクを上げたのは、米シェブロン。338位から21位に上昇した。英BPもまた、順位を323上げて36位につけている。

編集=木内涼子

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