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テリーザ・メイ首相(Photo by Jack Taylor/Getty Images)

英国政府は4月26日、AI領域の発展のため官民合同で約10億ポンド(約1500億円)の資金を投入することを宣言した。

ニュースメディア「CNBC」は今回の出資に日本の「グローバルブレイン」やカナダの「Chrysalix」、英国の「ロールス・ロイス」などが参加したと伝えている。

イギリス政府はこれらの資金でAI領域のスタートアップを支援していく。欧州では3月29日にフランスのマクロン大統領が「AI関連に5億ドル(約1600億円)を支出する」と宣言していた。

英国のテリーザ・メイ政権は以前からテクノロジー分野の支援を強化していくと宣言しており、今回の動きもその一環と見られる。

イギリス政府のビジネス・エネルギー・産業戦略省のグレッグ・クラークは声明で次のように述べた。「人工知能(AI)は人々の暮らしや働き方を変え、効率化をもたらす様々なサービスや製品を生み出すもので、ここには膨大な機会が広がっている」

政府が発表したプレスリリースには下記のような詳細が記されている。

・日本のベンチャーキャピタル「グローバルブレイン」が同社初の欧州支社を英国に設立し、3500万ポンド(約53億円)を英国のスタートアップに出資する。

・カナダのベンチャーキャピタル「Chrysalix」も、英国支社を開設し、1億1000万ポンド(約167億円)をAIとロボティックス領域に出資する。

・ロンドンのテクノロジーハブとして知られる「Tech-City UK」を「Tech Nation」と改称し、その活動を英国全土に広げていく。

・ロールス・ロイスはアラン・チューリング研究所において、データサイエンスやAI領域の研究を推進していく。

今回のアナウンスは英国の、AI領域のイノベーションで遅れをとりたくないという意思表明とみられる。欧州委員会(EC)も先日、2020年までに200億ユーロ(約2.6兆円)をAI領域に投資すると宣言していた。

編集=上田裕資

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