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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長 中村貞裕

「遊びが仕事で、仕事が遊び」。カフェブームの立役者として注目され、その後20年近く、東京のトレンドを生み出し続ける中村貞裕氏に、インスピレーションの源について聞いた。


事業のスタートは、「OFFICE」というカフェをつくったことから。その後、ホテルやレジデンスを手がけ、いまはケータリングや不動産プロデュース・人材紹介事業など、「カルチャーエンジニアリングカンパニー」としてユニークなカルチャーを提案しています。

イスラエル発のチョコレートブランド「MAX BRENNER」や台湾で大人気の新食感かき氷店「ICE MONSTER」も日本にオープンさせましたが、「これは面白い」といち早く気づき日本に持ち込んでこられたのは、誰よりも自由に動き判断できるからだと思います。

会いたい人に会いたいときに会い、行きたい場所に行きたいときに行く。自由であり続けることは、僕たちの会社の特徴である「一歩先の遊び場を提供し続ける」ために外せないことなんです。

とはいえ僕も50歳間近。年齢を重ねるにつれ、感度はどうしても鈍くなります。例えば20代にウケるものは僕にはわからないから、僕の分身である若いメンバーに任せる。ただ僕自身がポジティブなワーカホリックである限りは、「人」や「トレンド」に興味をもち続けるのではないかと思いますね。

いまハマっているのは、食べログ4.5以上の予約が取れない店に行くこと。高級フレンチからB級グルメまで、ジャンルは問いません。「数カ月待ち」が当たり前になってくると、友人知人から自らが予約した席の権利を譲ってもらえることもあります。それぐらい、僕の周りでは予約が取れない飲食店への関心は高い。

もちろんその関心がいつまで続くかはわかりませんが、人が集まるには理由があるわけで、常にトレンドの渦の中に身を置いていることが心地いいんです。

雑誌やSNSからの情報収集も欠かしません。テレビも毎日観ます。先日は深夜番組で、サラリーマンとOLの新しい出会いの場ということで新橋が特集されていたんですが、異質な世界に興味を惹かれて、すぐに電話予約をしました。2週間後には、会社のスタッフを連れて行ってきましたが、実際はテレビで見るより一層、昭和でディープな場所でしたよ(笑)。

構成=伊勢真穂 写真=yOU(河崎夕子)

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