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2018.04.06 11:00

「組織のエンゲージメントスコア」が高い企業トップ10

ASDF_MEDIA / shutterstock.com

「時空を超える、自分を超える 異次元のワークスタイル」と題して“働き方”を特集したフォーブス ジャパン5月号(3月24日発売)。モチベーションにフォーカスした経営コンサルティングを手がけるリンクアンドモチベーションは3月6日、「Best Motivation Company Award(ベストモチベーションカンパニーアワード)2018」を開催した。発表されたのは、「組織のエンゲージメントスコア」が高い企業トップ10。

受賞企業は、2017年1月から12月の間に同社が実施した「従業員エンゲージメント調査」の結果をもとに607社の中から選出。その調査においては、従業員は全体的な満足度とエンゲージメントの源泉に関する質問に回答。「組織への期待」「組織への満足」「その一致度合い」などを総合的に分析し、算出した「エンゲージメントスコア」を参考としている。


調査概要
企業と従業員のエンゲージメントの源泉となる16領域の「エンゲージメントファクター」に関する設問132問で構成。それぞれの設問については、「どのくらい求めているか(=期待度)」「どのくらい満足しているか(=満足度)」を「非常に重要(満足)である(5)」から「全く重要(満足)でない(1)」まで5段階で回答。その結果をもとに組織への期待度、組織の満足度、その一致度合いなどの観点からエンゲージメントスコアを総合的に算出。


1位 佐竹食品グループ

創業年|1969年
従業員数|1800名
事業内容|「日本一楽しいスーパー」をビジョンに掲げ、低価格販売と品質重視の製品開発が特徴の業務用食品流通スーパーチェーン「TAKENOKO(タケノコ)」を運営。
施策内容|2008年の組織サーベイ導入以降、「ありがとう総会」や「7つの研修」など価値観共有の機会を多数用意。階層別研修や新卒採用強化をはじめ、人事施策にも注力する。

2位 イングホールディングス
創業年|1972年
従業員数|161名
事業内容|6つのグループ会社と提携し、「タウンワーク」「フロム・エーナビ」など人材採用広告媒体の運営を中心に、企業の人材構築に関する提案を幅広く行う総合広告代理店。
施策内容|社員が企画する「社員総会」では、業績共有や優秀社員の表彰、懇親会をアルバイトも含む全社員で楽しむ。また、毎年全従業員にクリスマスケーキをプレゼント。

3位 PLAN-B
創業年|2003年
従業員数|319名
事業内容|無料のユーザー分析DMP「Juicer(ジューサー)」を運営。SEOから広告、Webサイト制作までデジタルマーケティング領域をワンストップでサポートする。
施策内容|社内カルチャーの浸透を目指す有志団体「プラカル団」が、締め会の盛り上げ役やオフィス美化活動などで活躍。四半期に一度の全社総会と併せて、社内環境を活性化。

4位 LIFULL(ライフル)
創業年|1995年
従業員数|1140名
事業内容|総掲載物件数No.1の不動産情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」や、老人ホーム検索サイト「LIFULL 介護」の運営をはじめ、世界57か国で事業を展開。
施策内容|新規事業提案制度「Switch(スウィッチ)」を隔月で実施。認められたアイデアは、業務時間の20%を事業化に利用できる。また、家族との理解を深める「かぞく参観日」を開催。

5位 ユーザベース
創業年|2008年
従業員数|241名
事業内容|業界・企業分析のオンライン情報プラットフォーム「SPEEDA(スピーダ)」と、ソーシャル機能をもつ経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks(ニューズピックス)」を運営。
施策内容|「7つのルール」を定義し、年末パーティーでそれを体現する社員を表彰する。また、社員全員が挑戦・成長できる組織にするため「迷ったら挑戦制度」を推進。
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編集=フォーブス ジャパン編集部

この記事は 「Forbes JAPAN 時空を超える、自分を超える異次元のワークスタイル」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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