これを言う上司は信用するな 小心者が発する5つのせりふ

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2. 「ビジネスの世界では皆、自分のことしか考えない」

働く人々の多くは、この世界は弱肉強食で、成功のためには他人よりも先んじなければならない、と思っている。そう思いながら生きるのは悲しいことだが、もし上司がそのような考えを持つ場合、恐怖にとらわれ過ぎてあなたの味方になれないどころか、自分自身の原則も何も守ることができないだろう。

このような上司は、必要と感じたことは何でも言ったり実行したりするもので、あなたを崖から突き落とすようなことも平気でやりかねない。

3. 「私は意見するために雇われてはいない。君たちも同じだ」

恐怖心を持つ上司は、チームメンバーからの進言を止めるためにこの言葉を発する。食物連鎖の上位者の気に障ることを心配しているのだ。

誰がそのような上司の下で働けるだろうか? 最終的にあなたは、自分に嫌気がさすだろう。自分に自信を持ち、あなたを尊重してくれるような上司を探した方がよい。

4. 「ルールはルールだ。例外は認めない」

ビジネスの世界でも人生でも、最も重要なのはその場その場の判断だ。「例外は認めない」と言う上司は、頭脳と感情と本能を使うよりも確実性(つまり安全さ)を好む。そうした上司は、自分自身の判断に自信がなく、決断を下すことが怖いのだ。

判断することは、どの上司にとっても共通の重要な責任である。しかし、小心者にはそれが理解できない。そうした上司の下から一刻も早く逃げ出す必要はないが、脱出プランはすぐに立て始めるべきだ。

5. 「自分の問題は自分で解決を。私は聞きたくない」

上司に「あなたの問題など聞きたくない。いいから仕事をしろ!」と言われても、怒ってはいけない。あなたの上司は世界最低の上司かもしれないが、それは本人のせいではない。あなたの上司を今の地位に昇進させたのは別の人なのだから。

少なくとも、自分がどんな人間の下で働いているかが、この発言で分かったはずだ。部下の声に耳を傾けない上司は、良き指導者にはなれない。あなたには、もっとスマートで進んだ意識を持った人たちと働く権利がある。今こそ外に飛び出して、一緒に働くにふさわしい人たちを探す時だ!

編集=遠藤宗生

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