仕事で自分の価値を計らない
真の意味で模範的なワークライフバランスとは、迷惑な同僚や職場の不快なうわさ話、いつでも要求ばかりの上司から、禅のような超然とした態度で自分を切り離せる状態ではない。従業員としての自分の価値と、自分の人間としての潜在的な価値を区別でき、両者を混同しないように努力することができる状態だ。
直近の業績評価や昇給以外にも、自己の価値を確認するための経験を培っている。勤務時間外には仕事のことで頭がいっぱいになったり、感情が左右されたりすることがない。職場で散々な一日を送ってもそれを振り払い、職場での批判や否定的な反応の背景には数多くの原因があり、その大半はあなた個人に直接関係ないことに気づけるような状態だ。