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Zapp2Photo / shutterstock.com

グーグルアシスタントの強みと言えば、世界トップクラスの検索エンジンと音声認識技術、豊富なアプリといった最強のエコシステムの上に成り立った機能であることだ。

グーグルアシスタントは、Androidスマホやグーグルホーム、メッセージングアプリ「Allo」に対応しているが、残念ながら現状では端末によって機能が異なる。Androidスマホのアシスタントは素晴らしいが、スピーカー型端末の「グーグルホーム」の機能はイマイチなのだ。

現在、AIアシスタントの分野では、アマゾンエコーに搭載されているアレクサ(Alexa)が首位を独走している。アレクサの検索機能と音声認識技術はまずまずのレベルで、外部企業が開発した各種機能が豊富に提供されている。また、アマゾンでショッピングを楽しむこともできる。アマゾンは、リードをさらに拡大するべく、積極的に機能強化を行っている。

グーグルホームとエコーを比較すると、検索機能はグーグルホームの方が正確で、音声認識技術もグールホームは会話のようなやり取りが可能で、エコーよりも格段に優れている。技術力ではグーグルホームに軍配が上がるが、それだけではエコーに追いつくことはできない。グーグルが形勢逆転を図る最良の方法は、グーグルホームとGmailやグーグルカレンダーなどのアプリを連携させることだが、まだ実現していない。

現段階でグーグルホームから行えるアプリの操作は2通りしかない。カレンダーの内容を通知することと、生鮮食品の即日配達サービス「グーグル・エクスプレス」に商品を追加することだけだ。

しかし、同じグーグルアシスタント搭載端末でも、AndoridスマホやAlloはグーグルのアプリと連携している。下記にAndroidスマホでは実行できるが、グーグルホームではできない操作を挙げてみよう。

・自分宛てにメモをメールする

・リマインダーを設定する

・テキストメッセージやメールの読み上げ及び送信

・カレンダーにイベントを追加する

グーグルホームが昨年11月にリリースされた当初は、現在のように異なるユーザーの声を認識することができなかった。このため、セットアップを行ったユーザーのグーグルアカウントに誰でもアクセスできてしまうことを避けるために、グーグルはアシスタントの機能に制限をかけたのだろう。

アマゾンを必死で追い上げるグーグル

先月からグーグルホームは最大6人までの声を認識できるようになり、声を登録したユーザーは自身のグーグルアカウントにアクセスできるようになった。別のユーザーのアプリにアクセスすることはできず、声を登録していないユーザーは誰のアプリにもアクセスすることはできない。

現状ではグーグルホームに前述のリストにあるタスクを依頼すると、「まだ対応できません」という答えが返ってくる。「まだ」ということは、いつかは対応できるようになる日がくるのだろう。実現すれば、グーグルホームは、グーグルユーザーにとってなくてはならないデバイスになるはずだ。一日も早く対応が進むことを期待したい。

編集=上田裕資

 

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