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I write about technology, entrepreneurs and innovation.

Soloviova Liudmyla / Shutterstock.com

米国では4月の「ながら運転防止月間(Distracted Driving Awareness Month)」にあわせ自動車の事故件数のリポートが発表された。2016年の自動車事故による死亡者数は過去9年で最大となったが、その背景には次のようなデータが挙げられている。

「速度超過に喜びを感じる(回答者の64%)」、「運転中にテキストメッセージの送受信を行う(同47%)」、「大麻の影響下で運転する(同13%)」、「酒を飲みすぎた後に運転している(同10%)」。

そんな状況下で高まるのが自動運転車への期待だ。自動運転の普及で、危険運転による事故が減らせるかもしれない。

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は2030年までに、米国の道路を走行する車の全走行距離の4分の1が自動運転に置き換わると予測する。さらに、ウーバー等のライドシェアや自動運転車、EV自動車の普及により移動のコストが6割削減されるとも述べている。コスト的に考えても非常に魅力的だが、果たしてドライバーたちは本当にこの流れを受け入れるのだろうか。

中国人の7割以上が自動運転に前向き

BCGが10カ国の27都市で実施した調査によると、全ドライバーの69%が完全な自動運転もしくは部分的な自動運転に前向きな意思を示した。また、中国のドライバーの75%が「完全自動運転をテストしたい」と述べた。

一方で、自動運転車を用いたライドシェアサービスに対する関心は低く、「他人と自動運転タクシーに同乗したいか」という質問にイエスと解答した率は、全体の37%にどどまった。しかし、BCGは「コスト的メリットがあればライドシェアの利用は増加するはずだ」と結論づけている。

調査企業ABI Researchも自動運転の未来に関するリポートを発表している。それによると2030年までに世界で1100万台の自動運転車がシェアされるようになり、1台あたりの利用人数は64名にのぼるという。

ABIは「完全自動運転車の実現によりモビリティの分野には劇的な変化が訪れる。人々はコストの高い“車を所有する”ライフスタイルをやめて、必要な時にシェア型の自動運転車を利用するようになる」と述べている。

最後に自動運転車の市場規模を示すデータを紹介したい。ARK Investが発表した「移動の未来に関するリポート」によると、今後10年から15年のうちに車の所有とライドシェアを組み合わせた“モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)と呼ばれる市場が台頭するという。そして、MaaSの市場規模は2030年代初頭には10兆ドルを突破し、その約3分の1が中国での売上になるとARKは予測する。

編集=上田裕資

 

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