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I write about the future of mobility and evolution of transportation.

photo by Tim Graham / gettyimages

自動運転車の開発競争が激化する中、大手企業が技術力のあるスタートアップを次々と傘下に収めている。GMは5億8100万ドルでクルーズ・オートメーション(Cruise Automation)を、ウーバーは6億8000万ドルでオットー(Otto)を買収し、フォードはアルゴAI(Argo Ai)に10億ドルを出資した。こうした買収合戦の背景にはエンジニアの不足があり、優秀な人材の報酬は高騰している。

AIを用いて給料や人気職種のトレンドを分析するPaysaによると、ベイエリアにおける自動運転技術者の報酬(年間ボーナスとエクイティ報酬を含む)のレンジは23万2000〜40万5000ドルで、平均は29万5000ドル(約3300万円)となっている。これは、カリフォルニア州における世帯年収の中央値(6万4500ドル)の4倍以上で、全米平均の5倍以上の金額だ。

「自動運転はエンジニアの中でも最もホットな領域だ。他にも、VRやAR、機械学習、人工知能など、企業が積極的に投資を行っている分野では人材獲得競争が激しく、報酬はうなぎ上りとなっている」とPaysaのCEO、Chris Bolteは話す。

「自動車エンジニアだけでなく、ナビゲーションやLiDar、カメラなどの周辺分野でも、ハードとソフト両方の人材に対するニーズが急激に高まっている」とグーグルの自動運転車開発プロジェクトで初代責任者を務めたセバスチアン・スラン(Sebastian Thrun)は話す。

彼はスタンフォード大学の研究教授であると同時に、オンライン教育サービス「ユダシティ(Udacity)」の創業者兼プレジデントでもある。ユダシティは、オンライン教育サービスとしては初めて自動運転技術者の養成コースを開設。昨年9月の開設以来、申し込み件数は2万5000に上り、現在は5000人が受講しているという。

グーグルvsウーバーの戦いも激化

自動運転エンジニアに対し現在、最も高額な報酬を提供している企業は、グーグルとウーバーだ。Paysaのデータによると、グーグル傘下で自動運転技術の開発を手掛けるWaymoの報酬は28万3000ドル(エクイティ報酬を含む)で、これとは別に3万ドルが入社時に支払われるという。ウーバーの報酬総額はさらに高く34万8000ドルとなっている。

編集=上田裕資

 

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