ボタンやバックル、ジッパー、バッジ、肩パッド、帽子、ヘルメット、ベールなどにも、プラスチックやニッケルなど、アレルギー反応を引き起こす可能性のある物質が使われている。
取るべき対応は
衣服がアレルギーの原因なら、私たちはそれについてどうすればいいだろうか。まず、服を着るのをやめることだ(原因の可能性があるその特定の服のことだ)。そして、アレルギー検査を受けること。どの服が原因か、検査結果で特定することができなかったとしても、少なくとも問題の原因となり得る生地や物質、化学薬品を絞り込むことはできる。
また、どの服を着た時にどのような症状や反応が出たか(例えば、下着と同じ形になるように発疹が出た、など)を観察することも、原因を特定するための重要な手がかりになる。
反応が出る衣類を着続けてはいけない。軽度のアレルギー反応が徐々に悪化し、抗ヒスタミン剤やステロイド剤、エピネフリンや救急治療まで必要とするような重度の症状に進むこともあるのだ。
AAは30年ぶりの制服の刷新を“むずむずしながら”待ち望んでいたことだろう。だが、多くの人が「かゆい」などを訴える現在の状況は、予想していたものでも期待していたものでもないはずだ。
前述のとおり、何がアレルギーの症状を引き起こしているのか特定するためにはさらなる調査が必要だ。だが、これほど多くの従業員たちが一様に一つものに関して苦情を訴えているのだ。何かが起こっているに違いない。