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企業家、テクノロジー、ビジネスをカバーするジャーナリスト。

Roman Samborskyi / Shutterstock.com

米国では、同じ職種に対する男女間の給料に明白な差がある。その程度は州によって微妙に違うものの、女性は平均して男性の5分の4の賃金しか受け取っていない。

こうした米国内での格差を議論する上で、高収入の仕事に就く女性が少ない事実も見逃せない。リンクトインが近年実施した調査では、高収入の職種における性差の大きさが明るみに出た。

リンクトインは、自社がまとめた米国の高収入職種ランキングを元に、登録者の名前から各職種の男女比を計算した。リンクトインでは性別の登録が必須ではないため、名前から男女が判別できない登録者は分析対象から除外し、男女が判別できる比率が67%未満だった職種も除外している。

ランキングで最も高収入の職種は平均年収が45万ドル(約5000万円)の整形外科医だが、リンクトインに登録している整形外科医の女性比率はわずか7%で、男性13人に対し女性1人の割合だった。ただ、整形外科医を目指す女性の数は増加しているため、今後流れが変わる可能性はある。

平均年収40万ドル(約4400万円)で高収入職種ランキング第2位の最高売上責任者(CRO)も、女性比率は同様に低く約19%だった。以下はランキング上位10種の女性比率と平均収入(ボーナスや株式を含む)。

1位 整形外科医 7%(45万ドル)
2位 最高売上責任者(CRO) 19%(40万ドル)
3位 最高リスク管理責任者(CRO) 27%(39万ドル)
4位 心臓専門医 21%(38万2000ドル)
5位 税務パートナー 25%(37万6000ドル)
6位 放射線科医 27%(37万4000ドル)
7位 麻酔科医 27%(35万ドル)
7位 外科医 20%(35万ドル)
9位 医療業務責任者(CMO) 21%(33万8000ドル)
10位 救急医師 27%(31万4000ドル)


女性比率が低い10職種

米国内で女性の比率が著しく低い職種は収入額に関係なく存在するが、特に技術分野では女性の進出が最も遅れている。女性の比率が低い職種ランキングは次の通り。

1位 最高技術責任者(CTO) 5%(19万ドル)
2位 エンジニアリング担当副社長 5%(20万ドル)
3位 システム工学担当ディレクター 7%(19万ドル)
4位 整形外科医 7%(45万ドル)
5位 工学担当上級ディレクター 9%(23万9000ドル)
6位 最高情報セキュリティー責任者(CISO) 10%(19万ドル)
7位 最高投資責任者(CIO) 10%(25万ドル)
8位 投資担当上級副社長 10%(20万ドル)
9位 IT担当副社長 13%(19万5000ドル)
10位 営業事業開発担当副社長 13%(19万ドル)


女性比率が高い10職種

女性の比率が高い10職種とその平均収入は次の通り。女性の数が男性を上回った上位3職種は全て人事関連だった。

1位 人事担当副社長 68%(19万ドル)
2位 人事担当上級副社長 66%(27万2000ドル)
3位 最高人事責任者(CHRO) 64%(20万1000ドル)
4位 マーケティング担当上級ディレクター 49%(19万ドル)
5位 上級企業顧問弁護士 48%(21万2000ドル)
6位 ホスピタリスト(病院医師) 48%(23万ドル)
7位 グローバルマーケティングディレクター 48%(19万ドル)
8位 家庭医 47%(20万ドル)
9位 顧問弁護士 46%(24万2000ドル)
10位 マーケティング担当副社長 45%(19万5000ドル)

編集=遠藤宗生

 

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