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EHangのドローン (photo by Ethan Miller / gettyimages)

ドバイの首長は、2030年までに市内の輸送手段の4分の1を自動運転にするという目標を掲げている。この任務の遂行に当たっているのが、道路交通庁の責任者であるMattar Al Tayerだ。彼は「今年の夏にはドローンタクシーがドバイの空を飛び回っていることを期待する」と述べている。

ドローンタクシーを開発するのは、中国のメーカー「EHang(イーハン)」だ。同社の共同創業者であるDerrick Xiong によると、ドローンには体重100kgまでの人が搭乗でき、小さなスーツケースを持ち込むことができるという。また、ドローンは完全自動運転のため、乗客は操作方法を学ぶ必要がないという。

「ボタンを押すだけで機体は垂直に離陸し、目的地まで飛行して着陸してくれる」とXiongは話す。ドローンは、時速約96kmで飛行し、30kmを移動することができる。

Al Tayerは、ドバイで開催されたWorld Government Summitで「運航開始は2017年7月の予定だ」と述べているが、懸念材料もいくつか指摘されている。

デモ動画がCGであることが発覚

まず、EHangのドローンタクシーは、これまで顧客を乗せて飛行したことは一度もない。また、同社が昨年のCESでドローンタクシーを発表した際、サンフランシスコ上空を飛行するデモ映像がCGであることが後で発覚している。

今週ドバイで公開されたドローンタクシー「EHang 184」の動画には、ビジネスエグゼクティブがブリーフケースを持って機内に乗り込む様子が描写されているが、実際に離陸するシーンでは機内に人の姿は確認できない。

EHangは広州市に本拠を置き、カリフォルニア州サン・カルロスにも事務所を構えている。PitchBookによると、同社はこれまでにGGV CapitalやGolden Partners Capitalなどから総額5,300万ドル(約60億円)を調達しているという。

ドバイの首長であるムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームは、2016年4月にドバイにおける輸送手段の25%を自動運転車に移行すると発表しており、ドローンタクシーはその実現に向けた取り組みの一つだ。

首長の発表以来、ドバイは「Hyperloop One」と契約を締結し、市内とアブダビを結ぶ高速輸送システム「ハイパーループ」の建設を目指している。また、2016年9月にはフランス企業「EasyMile」が開発した自動運転シャトル「EZ10」をドバイ市内のモハメッド・ビン・ラシッド・ブールバードで700メートル走行させるテストを実施している。

編集=上田裕資

 

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