3. チェリーガーデン/マンダリン・オリエンタル シンガポール
5つ星ホテル、マンダリン・オリエンタル内にあるチェリーガーデンでは、繊細かつモダンな広東料理を堪能できる。やや暗めで落ち着いた内装のこのレストランには常に花が飾られ、シンガポールを代表する料理の数々が見事な食器で供される。
なかでも、フレッシュマンゴーととびこを添えたエビの唐揚げのわさびマヨネーズ和えは人気の一皿。素材の味が見事に調和するこの一品はスターターに最適だ。
麺類はミート、シーフード、さらにベジタリアン向けなど常時5、6種類用意されている。ダックとザーサイが入った汁麺はシンプルながら完璧。チェリーガーデン特製の炭焼きバーベキュー盛り合わせと合わせれば、こんな御馳走はない。
ここはデザートも魅力的だ。くるみアイスのアボカドクリーム添えやモクレン風味のゼリーなど、異国情緒にあふれたスイーツが日常を忘れさせてくれる。
4. リアル・フード/クラーク・キー
ヘルシー志向が高まるシンガポールにおいて、リアル・フードは特別な存在だ。ここで出されるのは、その名の通りリアル(=嘘のない)な食べ物だけ。保存料や添加物は一切使わず、すべてのメニューがその場で調理される。
シンガポールの夜遊びスポット、クラーク・キーの地下に位置するこの小さなカフェにはヌードルを楽しむために人々が集まってくる。
メニューはいわゆるアジアンフュージョン系で、オーガニックのそば粉麺や全粒粉を使ったうどんはしっかりした味付けで風味も豊か。葉野菜、クワイや人参が詰まった野菜ギョウザを濃い口スープでいただくスープヌードルもおすすめだ。
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【Column/観光局スタッフがおすすめする逸品】
オリジナリティーの高いお土産として人気なのが、地元の料理の味をクッキーで楽しめる「The Cookie Museum」。シンガポールを代表するヌードル「ラクサ」やチキンライスなど、常時300以上のフレーバーが用意されているクッキー専門店だ。シンガポール高島屋内には支店も。thecookiemuseum.com
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