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(Photo by Mike Coppola/Getty Images for Lyft)

世界を席巻するウーバーに対し、競合企業らは連合を結成し対抗の動きを進めている。4月上旬から、配車アプリのリフトと、同業で中国最大手のディディ・クアイディ(滴滴快的)は、国境を越えた共同サービスのベータ版をリリースした。

中国でディディ・クアイディを利用しているユーザーは、同じアプリを使ってアメリカでリフトの配車サービスを利用できるようになる。また、両社は、リフトユーザーが中国を訪れた際に、リフトアプリからディディ・クアイディの車を手配できるようにもする予定だ。リフトは、東南アジアのGrabやインドのOlaとも同様のサービス連携を進めている。これら4社は昨年12月にパートナーシップを発表していた。

米国への中国人旅行客は5倍に増加

「グローバル展開における大きな一歩だ。中国、インド、東南アジアへの事業拡大において、現地企業とのパートナーシップが当社にとって最も賢明な戦略だ」とリフトの共同創業者兼社長のジョン・ジマーは昨年末にフォーブスに対して語っていた。

アメリカ商務省の発表によると、2014年に訪米した中国人旅行客は220万人に達し、2007年から5倍に増加している。従来は、アメリカを訪れた中国人旅行客が配車サービスを利用する場合、ウーバーかリフトのアプリをダウンロードする必要があった。しかし、これからは既にディディのアプリをダウンロードしていれば、アメリカでもそのまま使えるようになる。

一方のウーバーは、中国を含めた世界69か国で既に事業を展開しており、他社と協業しなくても各国でシームレスにサービスを提供できている。

決済にはアリペイを使用。料金は元で表示

リフトとディディは、中国人ユーザーがアメリカでも違和感なくサービスを利用できるよう様々な工夫をしている。例えば、支払いはアリペイやWeChatなど使い慣れた決済プラットフォームを使用できたり、料金を中国元で確認可能だ。さらには、英語が話せないユーザーは、ディディのアプリ経由で中国のコールセンターにコンタクトすれば、バイリンガルのスタッフがドライバーとの間に入って通訳をしてくれる。

「我々のアプリをプラットフォーム化できたメリットは大きい。これで新たなパートナー企業と協業する際の追加投資を低く押さえることができ、世界中にネットワークを拡大することが可能になった」とリフトでシニアプロダクトマネジャーを務めるヴィシェイ・ニハラニは話す。

編集=上田裕資

 

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