ドバイとアブダビは、車でおよそ2時間の距離だ。この2つの都市には、壮観さやきらびやかさ以上のものがある。道路には何台もの輝く車体のフェラーリが走り、街には素晴らしいアートギャラリーもある。どのメガモールにもH&Mやヴィクトリアズ・シークレットが出店し、地元の市場(スーク)は色とりどりのスカーフやさまざまなスパイスであふれている。
UAEは古くからの伝統と、未来へのエネルギーをうまく併せ持った国だ。これは、この地を訪れる人が事前に知っておくべき重要な点だ。ただし、UAEの都市を理解するカギはそのほかにもある。観光業の発展が目覚ましいこの国のレストランや文化施設などについても、あらかじめ知識を蓄えておくべきだろう。
食事
年間およそ1,900万人が訪れるUAE。外国人観光客の食の好みはさまざまだ。マクドナルドのデリバリーサービスがあると聞いただけで満足な人もいるだろう。また、エミレーツ・モールのフードコートは巨大で、このエリアだけにひとつの郵便番号を割り当ててもよさそうなほどだ。
一方、もっとアイデアにあふれた料理を楽しみたい人たちもいるはずだ。この夢の街には、ほんのひとつまみの中東のエッセンスさえ感じないものまで、欲しいものは何でもそろっている。
メキシコ料理のシュリンプ・ケサディーヤが食べたいなら、ル ロイヤル メリディアン ビーチ リゾート&スパ ドバイの「マヤ・モダン・メキシカン・キッチン」へ。ちょっと変わったものを試したいなら、ウォルドーフ アストリア ドバイの「ラオ」はどうだろう? カンボジアやタイ、ベトナム料理の要素も取り入れた、この店ならではのラオス料理が楽しめる。
もちろん、アメリカを思わせるBBQを提供する店もある。マディナ ジュメイラにあるペリー&ブラックウェルダーズ・オリジナル・スモークハウスだ。壁にアメリカの車のナンバープレートやバドワイザーのネオンサインを飾った店内の装飾には、風刺の意味も込められているのかと疑いを持ってしまうが、キッチンから漂ってくる焼けたチキンのにおいとウエーターの笑顔はすぐに、今いる場所を思い出させてくれる。従業員とポテトサラダが自慢の、BBQの店だ。
ペリー&ブラックウェルダーズ・オリジナル・スモークハウス (Photo Courtesy of Jumeirah International LLC)