2月29日、マイクロソフトは現実世界にCG映像を重ねあわせるヘッドマウントディスプレー、HoloLensの予約受け付けを開始した。そして3月2日、スタートアップのMetaも競合製品となるMeta 2の予約受け付けを開始した。
3月末から出荷を始めるHoloLensに対し、Meta2の出荷は今年の第3四半期以降となる。価格は949ドルで、3,000ドルのHoloLensの3分の1以下だ。ただしMeta 2はHoloLensと違い、PCに接続しないと使用できない。
拡張現実(AR)製品が立て続けて発表されたことは、この分野のマーケットの過熱ぶりを実感させる。もう一つのメジャープレイヤーで秘密主義を貫くスタートアップMagic Leapも間もなく動き出すと見られ、レースへの参加者も増えそうだ。
Metaのメロン・グリベッツCEOは先月のTEDカンファレンスで、初めてMeta 2の公開デモを行った。TEDでは、マイクロソフトのアレックス・キップマンもHoloLensを実演した。今後、どちらのデバイスがより優秀か議論されるだろうが、Metaがライバルよりずっと少ない費用で同じことができるデバイスを作ってみせたことは確かだ。
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