ビジネス

2022.11.04

決め手は「タイパ」、サブスクツールで仕事の質を上げる

最近注目されているのは「タイパ」の良いクリエイティブ作業向けツール。

クリエイティブ系の仕事ではなくても、営業業務で使う提案資料の表紙、グラフ、アイキャッチ。それらの質の向上はそのまま受注に繋がります。社内提案でも、社外に向けた営業資料でも、簡潔にわかりやすく、そしてニーズを強く伝え、不安を解消するのには「画像」のクオリティアップが重要です。

体験しておかないと損をする、非デザイナーでも使える「デザインツール」をご紹介します。

簡単に使えるサブスクサービス


「タイパ」というのは時間効率。つまりタイムパフォーマンスが良い、覚えて使えるまでが短いものを指します。

Z世代と呼ばれる、10代から20代前半の若者はこれらを好むと言われています。これを「堪え性が無い」と見るか、効率がよくハイクオリティなアウトプットが出来るツールやサービスを「見つけるのが上手い」と見るかで大違いです。

できない……と諦めるのではなく、やり方を見つける。極めて効率の良い考え方です。さて「タイパ」の良いツールを見つけるには「サブスク」で「基本無料」で「人気のある」ものから探すのがおすすめです。

というのも、これらのツールの収益モデルはストック型だからです。ストック型のビジネスは顧客から継続的な収益を得ることで成立します。このビジネスモデルのツールの多くは、無料体験期間や無料の基本機能を有しています。

デザイン系のツールの場合は、まずは無料で活用してもらい、より凝った作業やより多くの素材を使いたくなった際に月額課金が必要となる仕組みになっています。

継続して利用してもらうには、すぐに使いこなせ、気付いたら手放せなくなってる事が重要です。つまり、とっつきやすさ、わかりやすいユーザーインターフェースが前提で成立するビジネスであり、更にそこで人気のあるものは、使いやすさが担保されている可能性が極めて高いってワケです。

キモとなるのはテンプレ編集


これらのデザインツール活用のキモは「テンプレ」です。

様々なジャンル毎に活用できるテンプレートが豊富に用意してあり、ユーザーはその中からお気に入りの物を見つけて、画像を置き換え、テキストを書き換え、イラストを置き換えれば完成という仕組みになっています。



イメージ通り画像を作るコツは、どんなテンプレを選ぶかにかかってます。

それでは、早速この記事のアイキャッチ画像を「Adobe Express」のテンプレートを使ってどうつくるかを説明しましょう。

「Adobe Express」は、いわゆるZ世代向けのデザインツールに比べて、ビジネスツールとしてのお作法を踏まえていて、メニューが中高年でもわかりやすいこと、そして素材が豊富という特徴があります。もちろん、無料で各機能が試せるという点も魅力です。

プレゼン資料の表紙を作ったり、カンタンな画像の加工を行なうぶんには無料版で対応できると思います。
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