ビジネス

2022.11.04 11:45

決め手は「タイパ」、サブスクツールで仕事の質を上げる



たった3分でデザイン作業終了!?


まずテンプレを選びましょう。



今回の目的はWeb用のアイキャッチ画像なので、サイズが大体一緒の「Facebook」投稿用の一覧からテンプレを選びます。



特にオリジナル素材を用意しているわけではないので、写真素材集から写真を選んで置き換えれば完成しそうなテンプレを選びました。



写真をタップすると、写真を置き換えられます。
今回は、アウトドアやキャンプの写真をビジネス系の写真に置き換えてみました。



使用する画像は、自分で撮影した写真に加え、Adobeの用意した素材集から検索して利用することも可能です。なお、王冠マークがついているテンプレートはプレミア会員のみが使える素材となっています。

画像の切り抜きやコラージュ、エフェクトなどもタップするだけでカンタンに行なえます。特に便利なのが「背景を削除」機能。これはAIが判断して人物などの背景を自動で切り抜いてくれる機能なのですが、なかなかに高性能なので使いこなしたいところ。



イラストを置き換えたり、テキストを打ち替えたら完成。もちろんフォントの変更やドロップシャドウなどの効果も可能です。作業時間は3分程度ですが、こんな画像が作れてしまうわけです。

「Adobe Express」では、各種SNSやYouTubeのサムネイル用のテンプレのほか、プレゼンテーションに使える、オシャレで実用性のあるテンプレートも用意しています。パワーポイントやKeynoteといったツールと組み合わせることで活用可能なビジネス用のテンプレートも豊富です。

また、シンプルで直感的なレイヤー機能も備え、簡単な画像エフェクトをかける事も可能です。更にこだわったデザインを行いたい、もっとスキルをつけたいといういう方向けのYouTube動画が沢山あるのも魅力です。

ツールやアプリはひとつにこだわらないのもポイント


今回紹介したのは「Adobe Express」ですが、サブスク系のカンタンツールは習得時間が短いため、複数のツールを使いこなせるようになるのも早いのが特徴です。サービスやツールごとにテンプレや無料素材の種類の方向性も違うので、目的にあわせて使い分けましょう。

例えば「Adobe Express」を触ったことがあれば「Canva」もすぐに使いこなす事が可能です。「Canva」には「Canva」にしかないテンプレや良い点があるので、どちらも試すことをおすすめします。

「これって何で作ってるの?」と若者世代に教えを請い、「タイパ」良く活用できるツールをどんどん教わりアウトプットの選択肢を増やしたいものです。

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