CONTRIBUTOR

Ralph Jennings

台湾とアジア地域に関するあまり知られていない話題をカバー

U.C. Berkeleyを卒業した1988年以降、ニュースレポーターとして主要ニュースのほとんどをカバー。日本のメディアである共同通信社では中国共産党の幹部について人民大会堂で取材した経験もある。2006年から台北に拠点をおき、台湾の会社や経済トレンドを取材。2010年までロイター通信で難題を抱える中台関係を集中的に取材した。最近では、中国のハイテク産業の動向を追い、中国をとりまく周辺アジア諸国へと取材範囲が広がっている。

  • 東南アジア企業初の「5G対応スマホ」、ベトナムで発売へ

    ベトナムのコングロマリット「ビングループ(Vingroup)」傘下の企業が7月6日、東南アジア企業初の5G通信対応スマートフォンを開発したと宣言した。同社は、ベトナム製のスマホを世界に売り込もうとしている。ビングループ傘下の「ビンスマート(VinSmart Research & Manufa ...

  • 脱「組み立て工場」狙うフォックスコン、5GやAIの研究を強化

    台湾のフォックスコンは6月22日、独自のリサーチセンターを立ち上げ5G通信やAI(人工知能)、サイバーセキュリティなどの新たなテクノロジーの開発を進めていくと宣言した。フォックスコンはiPhoneの組み立てを受託する企業として知られるが、近年は事業の多様化に注力している。同社の昨年の売上約1800億 ...

  • スマホ市場で再起目指す台湾HTC、初の「5G端末」発売へ

    台湾のスマートフォンメーカー「HTC」は6月16日、5G対応のハイスペック端末をiPhoneを下回る価格で発売すると宣言した。創業23年のHTCは台北で開催されたイベントで、同社初の5G対応機種の「U20 5G」とミドルレンジ帯モデルの「Desire 20 Pro」を発表した。U20 5Gは6.8イ ...

  • iPhoneのレンズ製造を担う台湾企業「ラーガン」の業績見通し

    スマートフォンのカメラレンズのサプライヤーとして知られるのが台湾の「ラーガン・プレシジョン(大立光)」だ。同社の5月の売上は、コロナ危機による需要の低下で17%の下落となった。5月のラーガンの売上は前年同期比23%マイナスの約1億3000万ドル(約140億円)だった。同社は3月に売上を伸ばしたが、4 ...

  • シャオミとOPPOが台湾のスマホ市場でシェア急拡大の理由

    台湾人の多くは、ファッションは日本製品、車は欧州製品に憧れを頂いているが、電子機器に関しては自国製品に誇りを持っている。それは、同国が長年に渡り高品質なハードウェアを製造してきたからだ。一方で台湾の主権を主張する中国で作られた製品に対しては低品質なイメージが強く、人気は低い。しかし、中国の大手スマホ ...

  • 「ベトナム製電気自動車」が米国進出へ、11月にLAで展示予定

    ベトナムのコングロマリットである「ビングループ(Vingroup)」傘下の自動車メーカーが、首都ハノイでEV(電気自動車)のテストを実施し、来年の米国市場への進出に備えている。ビングループは不動産からホテル・リゾート開発、遊園地事業、スマートフォンの製造及び販売などの多角的事業を展開しており、EVの ...

  • 観光業再開のベトナムで注目、「水中ツアー」が楽しめる潜水艦

    ベトナムのホーチミン市に本拠を置くコングロマリットの「ビングループ(Vingroup)」は先日、フロリダ本拠のトリトン・サブマリンから観光用の潜水艦を購入した。同社はこの潜水艦を観光客向けのアトラクションとして活用する計画だ。DeepView 24という名前のこの潜水艦は最大24人が乗船可能で、南シ ...

  • コロナ時代の「会議」を革新する台湾HTCのVRプラットフォーム

    新型コロナウイルスの世界的流行は、企業向けオンライン会議ソフトの需要を高めることにつながった。そんな中、台湾のスマホメーカーとして知られる「HTC」は、VR(仮想現実)を活用したヴァーチャル会議システムを売り込もうとしている。会議の参加者は、自身のアバターを仮想現実空間に送り込み、VRヘッドセットを ...

  • コロナ後の需要見据えるフォックスコン、中国の青島に新工場

    アップルのiPhoneの組み立てを受託する台湾のフォックスコン(鴻海精密工業)は近年、中国以外の国々に製造拠点を移す動きを進めてきたが、新たに中国の山東省の青島市に工場を開設しようとしている。フォックスコンは中国政府からの資金援助を受け、青島市に半導体のテスト工場を開設すると、台湾メディアが報道した ...

  • PCメーカー「Acer」が予想外の売上急回復、3月は2月の倍に

    世界5位のPCメーカーとして知られる台湾の「Acer(エイサー)」は今年2月、新型コロナウイルスの感染拡大により中国の工場を停止させ、月あたりの売上は前年同期比22.4%マイナスの3億7380万ドル(約400億円)だった。中国から始まったパンデミックは、欧州や北米に拡大し、世界経済に甚大なダメージを ...

  • フォックスコンの中国工場が再起動、「コロナ以降」へ前進

    台湾のフォックスコンは3月29日、中国の工場で働く従業員数らが生産ラインに復帰し、新型コロナウイルスの感染拡大によって低下した生産キャパシティが回復しつつあると述べた。中国では外出制限の解除も進んでおり、国内向けの需要にも回復の兆しがみられるという。しかし、西側諸国は依然として感染拡大への対処に苦し ...

  • YouTube共同創業者、1億ドルを台湾のスタートアップに出資へ

    ユーチューブの共同創業者が台湾のスタートアップ支援に向けて1億ドル(約108億円)以上のファンドを立ち上げ、若手起業家らの海外進出を加速させようとしている。台湾生まれのスティーブ・チェン(陳士駿)は2005年に、ペイパル時代の同僚のチャド・ハーリーやジョード・カリムと共にユーチューブを設立し、CTO ...

  • 中国企業に対抗するベトナムの国産スマホ、Vsmartの躍進

    ベトナムのスマホ市場は、サムスンと一握りの中国企業らがほぼ独占している。これらの企業は、カメラ性能からディスプレイサイズまで、ベトナム人ユーザーのニーズに応えた製品を取りそろえている。ベトナムの国産メーカーはこれまで苦戦を強いられてきた。しかし、今年に入り現地のコングロマリット「Vingroup」傘 ...

  • 配車大手グラブ、台湾「キムコ」と提携でEVスクーターを配備

    東南アジアの配車サービス大手「グラブ」は先日、台湾のオートバイメーカー「キムコ(光陽機車)」傘下のベンチャーキャピタルから3000万ドル(約32億円)を調達したとアナウンスした。2012年の設立以来、99億ドルを調達したグラブにとって、3000万ドルという金額は多くはないが、今回の出資は今後の事業展 ...

  • 感染拡大で売上急上昇、「台湾のマスクメーカー」の野望

    新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクの生産が需要に追いつかない状態が発生した。台湾では80の企業がマスクを製造しているが、感染拡大がやんでもマスク需要の高まりは続くとの観測も浮上した。台湾経済研究所のアナリスト、Darson Chiuは「マスク市場は今後さらに拡大するポテンシャルを秘めている」 ...

  • 世界の航空会社の損失、「2003年のSARS」と同レベルの見通し

    中国の武漢市が発生源とされる新型コロナウイルスの感染拡大は、世界の航空会社に巨大な打撃を与えている。フライトの欠航やキャンセルによる経済的損失は、2003年以降で最悪の規模になりそうだ。航空業界のリサーチ企業OAGによると、世界の航空会社の欠航件数は、2月の第1週の7日間で2万5000件以上に達した ...

  • 「人工知能大国」目指す台湾、年内にAIビジネスパーク開設へ

    台湾政府はアジアのAI(人工知能)開発のハブとしての地位を高めようとしている。Grand View Researchのデータによると、AIの市場規模は2025年までに3909億ドル(約43兆円)に達する見通しとされている。台湾は過去数十年の間、世界のハードウェア製造のハブとして栄えたが、AIの重要性 ...

  • iPhone向け特殊ガラス製造元が、台湾スタートアップと提携する理由

    ここ数年で様々なテクノロジー企業が台湾にR&D拠点の設置を進めてきた。グーグルやマイクロソフト、アマゾンなどの大手は、台湾のハイスキルな人材とコスト的メリットに注目している。iPhone向けのガラススクリーンを製造する米国のコーニング社も、台湾での存在感を高めようとしている。同社の台湾法人、 ...

  • 米中対立で「漁夫の利」を得る台湾、半導体企業も売上増

    国際連合貿易開発会議(UNCTAD)は11月5日のレポートで、米中貿易摩擦から最大のメリットを得る地域が台湾だと述べた。台湾の受益額は42億ドル(約4600億円)にも及ぶという。そのうちテクノロジー関連のハードウェア製品が、28億ドル以上を占めていた。台湾のテック企業の多くは、これまで中国に置いてい ...

  • 世界のスマホ工場を目指すベトナムの「国産スマホ」事情

    ベトナムは近年、スマートフォンの重要な製造拠点となっている。サムスンはこれまで累計173億ドル(約1兆8800億円)をベトナムの工場に投資している。ベトナムでは現地メーカーが独自のスマホを製造する動きも起きており、ホーチミン市に本拠を置くコングロマリットのVingroupは、Vsmartと呼ばれるス ...