CONTRIBUTOR

Ralph Jennings

台湾とアジア地域に関するあまり知られていない話題をカバー

U.C. Berkeleyを卒業した1988年以降、ニュースレポーターとして主要ニュースのほとんどをカバー。日本のメディアである共同通信社では中国共産党の幹部について人民大会堂で取材した経験もある。2006年から台北に拠点をおき、台湾の会社や経済トレンドを取材。2010年までロイター通信で難題を抱える中台関係を集中的に取材した。最近では、中国のハイテク産業の動向を追い、中国をとりまく周辺アジア諸国へと取材範囲が広がっている。

  • 台湾エイサーが注力「娯楽施設向けVR」の巨大なポテンシャル

    台湾のPCメーカー大手「Acer(エイサー)」はパソコンの売上が落ち込むなかで、VR(仮想現実)関連デバイスに活路を見出そうとしている。Acerは今年3月、世界最大規模のVR娯楽施設であるドバイのショッピングモール「The Dubai Mal」に、同社のVRヘッドセット「StarVR」を納入するとア ...

  • 人口減続く中国「一人っ子政策廃止」でも出生率は日本以下

    中国政府は2016年に「一人っ子政策」を緩和し、高齢化や若年労働者不足を解決する意思を明らかにした。しかし、中国では個人資産が増加する一方で、20年にわたり人口減少が続いている。中国の出生率の減少に歯止めはかかっていない。そんな中、小売業界でも変革が求められている。世界最大の人口を誇る中国では、自動 ...

  • AI人材の宝庫、台湾 米企業がエンジニア争奪戦

    グーグルは3月21日、台湾で300名を雇用し、5000名以上の学生にAI(人工知能)のプログラミングを学ぶ機会を与えると宣言した。グーグルは昨年、11億ドル(約1180億円)でHTCのハードウェア部門の一部を買収しており、元HTCの社員ら2000名が同社に移籍することも決定済みだ。マイクロソフトも今 ...

  • 中国スマホ市場で「一人負け」のレノボ、ARとVRに注力か

    中国のレノボはかつてPCメーカーとして名を馳せたが、近年はスマートフォンメーカーとしての動向に注目が注がれている。しかし、レノボのスマホ市場での存在感は、ここ数年で急激に低下している。レノボは2014年にモトローラを買収したが、モトローラのブランド力を有効に活用しきれていない。調査企業「IDC」のア ...

  • 苦戦鮮明の台湾HTC、2017年の売上は「過去13年で最低」に

    台湾の「HTC」は2011年時点では世界のスマートフォン市場の10.7%を占めていたが、近年は苦戦が続いている。2017年の通年売上は約21億ドル(約2200億円)で、過去13年で最低の売上だった。HTCは今年2月、約10億ドル(約1130億円)でグーグルに同社のスマートフォン事業の一部を売却し、P ...

  • アップル、中国で苦戦鮮明 王者ファーウェイと1千万台の差

    アップルは2017年にiPhone XやiPhone 8シリーズを発売したことにより、昨年末には売上ベースで世界のスマホ市場の半分以上を占めていたことが明らかになっている。調査会社「Strategy Analytics」のデータによると、昨年の10〜12月期におけるグローバルでのアップルの売上シェア ...

  • Chromebookで世界トップになった台湾「エイサー」が歩んできた道

    台湾のPCメーカー「エイサー(Acer)」は今から数年前には厳しい経営状態にあった。2008年から同社のCEOを務めてきたGianfranco Lanciは、取締役会と意見が折り合わず2011年に会社を去った。その後の数年の間、エイサーは凡庸なパソコンの製造を続けたが、出荷台数は減少を続けた。しかし ...

  • デルタやマリオットも中国に謝罪 「台湾」呼称問題の行方

    中国は世界第2の経済大国であり、購買力の高い消費者たちを抱えている。多くの企業は当然その声を無視できない。先日、中国当局は海外の多国籍企業に対し、台湾の位置づけについてクレームをつけた。新華社通信の報道によると、中国当局はマリオットホテルグループがウェブサイト上の顧客向け検索機能において、台湾を一つ ...

  • 中国で消えない「象牙」の違法売買、SNSで直販の業者も

    世界最大の象牙市場である中国は、2017年12月31日に象牙の販売を全面禁止したと宣言した。中国では象牙がステータスの象徴として扱われ、アフリカでの象の密猟につながっていた。同国は2015年以降、段階的に象牙の販売を禁止してきたが、2017年には残る105の店舗、工場を閉鎖した。ナショナルジオグラフ ...

  • ハリウッドと台湾をつなぐ映画監督アン・リーへの期待

    台湾で11月に開催された映画賞「ゴールデンホース・アワード(金馬奨)」で、台湾人母子を巡る社会派サスペンス「血観音(The Bold, the Corrupt and the Beautiful)」が最優秀賞を獲得した。台湾、香港、中国本土の作品を対象とした金馬奨は中国語映画のオスカーとも呼ばれる。 ...

  • iPhoneでの採用狙う中国ディスプレイメーカー「BOE」の躍進

    中国のディスプレイメーカーBOE(京東方科技集団)の名を知る人は少ないかもしれない。しかし、1993年に設立され、北京に本社を置くBOEは、消費者向けディスプレイパネルメーカーとして、世界トップに躍り出た。市場調査会社IDCによると、今年1月にBOEは大型液晶パネルの出荷枚数で世界1位に躍進し、世界 ...

  • マカオから台湾まで、アジアで「低成長な国・地域」5選

    ここ数年、中国だけでなく東アジア諸国は海外からの投資や消費力の向上で、高度成長が続いている。一方で、成長が足踏みする国もないわけではない。下記に2016年にアジアで成長率が低かった5か国・地域をあげてみた(カッコ内の数字は2016年の成長率)。マカオ(−4%)2016年にアジアで最も低成 ...

  • パラオ政府、観光客に「環境を守る誓約書」のサイン義務付け

    太平洋に浮かぶ島国のパラオの人口はわずか2万人だが、2016年だけで14万6000人のツーリストが訪れ、美しい海を楽しんだ。海の透明度は高くビーチから魚の姿が見られるほどだ。しかし、旅人たちの心無い行いが問題化している。現地の観光団体の「Pacific Asia Travel Association ...

  • 台湾で「むち打ちの刑」導入論、フェイスブックで1万人が賛同

    台湾では飲酒運転の罰則に“むち打ちの刑”を導入すべきという議論がネットで高まったが、政府の法務部はこれが適切でないとする見方を示した。台湾政府は人権意識の高い国である点をアピールしている。地元の人権団体も、台湾は中国とは違って人々の権利に敏感な国であると主張する。台湾は今年、 ...

  • バリ島、噴火でも「ビーチは安全」 観光協会が宣言

    インドネシア・バリ島のアグン山の噴火で、11月27日から閉鎖されていた同島のデンパサール国際空港は、29日に再開した。ただし多くの便は欠航が続き混乱は続いている。アグン山の火山活動は9月から活発化し、10月には約5000名の旅行者が予約をキャンセルした。これにより地元の観光収入は20%減少したと地元 ...

  • 中国の追い上げを懸念する「台湾のテック企業」の未来

    台湾政府はテック産業の競争力で中国に敗れることを懸念し、IoTなどの新産業の育成に向け、産業パーク整備に3億5800万ドル(約400億円)を投資しようとしている。その一方で、古くから電子機器の生産を受託してきた台湾のテックセクターも、復活の兆しを見せている。アナリストによると、今年のスマートフォン出 ...

  • 中国シャオミが業績回復「世界5位のスマホメーカー」に躍進

    中国のスマホメーカーが世界市場に進出を開始した2011年頃、高品質な端末を生み出すメーカーとして注目を集めたのがシャオミ(小米)だった。しかし、英国のリサーチ企業「Strategy Analytics」が発表した昨年末の3ヶ月間の実績を見てみると、シャオミのグローバルでの市場シェアはわずか3%まで減 ...

  • 環境対策で覇権を狙う中国、米国のパリ協定離脱を好機に

    米国が温室効果ガス削減の取り組みを後退させるのと入れ替わりに、中国が世界のリーダー的役割を果たそうとしている。米国は2016年にパリ協定に参加後、2017年に離脱した。政治アナリストは、米国のパリ協定離脱が、中国の環境汚染対策への意欲を高めたとみている。気候変動問題において中国が主導的な役割を果たす ...

  • 「快適に眠れる空港」ランキング3位に羽田 関空も6位に

    旅行サイト「Sleepinginairports.net」が“快適に眠れる空港”ランキングのトップ10を発表した。そこにはアジアの空港が5つランクインした。1位を獲得したのはシンガポールのチャンギ国際空港。マッサージチェアや無料の映画、Xbox360をプレイできるゲームスポッ ...

  • イスラム圏で進むアルコール規制 バリ島観光にも打撃の懸念

    マレーシアの地方政府は10月初旬に予定していたビアフェスティバルを、破壊活動など安全性に懸念があると中止した。人口約3100万人のマレーシアの60%はイスラム教徒で、コーランではアルコールが禁じられているため、ビールを自由に飲めない。だが、残りの40%はイスラム教徒ではなく、アルコール禁止に従う必要 ...