Forbes JAPAN 編集部

藤吉 雅春

フォーブスジャパン編集次長/シニア・ライター

『Forbes JAPAN』編集次長兼シニアライター。著書『福井モデル - 未来は地方から始まる』(文藝春秋)は2015年、新潮ドキュメント賞最終候補作になった。2016年には韓国語版が発売され、韓国オーマイニュースの書評委員が選ぶ「2016年の本」で1位に。2017年、韓国出版文化振興院が大学生に推薦する20冊に選ばれた。最新刊は『ビジネス大変身! ポスト資本主義11社の決断』(文藝春秋)。

  • 斎藤隆が大リーグで見つけた、強いチームだけが持つ「言葉と組織」

    国内外7球団を渡り歩き、メジャーリーグで2度の地区優勝を経験した斎藤隆。2015年12月、彼は、サンディエゴ・パドレスに「球団経営を学ぶ」と無給のインターンとして海を渡った。球団本部・環太平洋顧問に就任したいま聞く、最強のチームとは─。斎藤隆は、2015年12月からサンディエゴ・パドレスの編成会議に ...

  • 女優・萬田久子が初めて明かす、「柳井正に愛された経営者」の肖像

    佐々木力の死から、もうすぐ7年。タレントやプロアスリートはもちろん、多くのビジネスパーソンをつなぎ、多くの人たちに愛された佐々木の人生について、長年連れ添った萬田久子が、本誌に初めて語った。語り草になっている話がある。 2011年8月。青山葬儀所で行われたアパレルブランド「リンクセオリー・ジャパン」 ...

  • 熱狂、北海道!「地域ポイントカード」EZOCAの奇跡

    世の中にポイントカードは多数あれど、人々に「愛着」をもたれる仕掛けをつくったカードは他にないだろう。目先のポイント以上に、北海道を楽しくさせる「EZOCA経済圏」の知られざるインサイドストーリーを紹介しよう。上の写真が何の催しかわかる人がいたら、かなりの北海道ツウだろう。これは3月10日、札幌ドーム ...

  • 移動をなくす、「幽体離脱」のテクノロジー

    5月29日、テレイグジスタンス(Telexistence Inc.)とKDDIによる「遠隔操作ロボット量産型プロトタイプMODEL H」の記者発表でのことだ。「このなかで小笠原諸島に行ったことがある人、いますか?」軽く200人をこえる記者会見場で、テレイグジスタンスの共同創業者兼CEO、富岡仁がステ ...

  • 「紙一枚」で日本にも浸透させた国連「広報戦略」のすべて

    次の海外ドラマ、映画、TV番組の共通点はわかるだろうか?「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」、「スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険」、ベン・アフレックとマット・デイモンが製作総指揮をとった海外ドラマ「インコーポレイテッド」、レオナルド・ディカプリオが製作に加わったドキュメンタリー「地 ...

  • 損得ではなく好きか嫌いか 中小企業が「新しい価値」を生む方法

    年に一度、Forbes JAPANが発表する「日本の起業家ランキング」の授賞式で、毎年耳にする言葉がある。「誌面に掲載されて、やっと社員の親御さんに理解してもらえました」という声だ。「せっかく大学まで出たのに、あるいは大企業に就職したのに、なぜ小さな会社に入社したり転職したりするのか」と、親が嘆くの ...

  • 廃業寸前からの復活 なぜ京都の老舗メーカーに世界中から依頼が殺到するのか

    フォーブス ジャパンは2018年4月号で、創業10年以上で売上高100億円未満の価値ある企業を表彰するアワード「スモール・ジャイアンツ」を創設した。アドバイザリーボード12組の協力のもと、全国から250社を選出。「カッティングエッジ」「ローカル・ヒーロー」「グローバル」「セカンド・ローンチ」「ベスト ...

  • 私がフェイスブックで学んだ「ザッカーバーグの言葉」

    日本企業としては初の役職、CDO(チーフ・デジタル・オフィサー)に就任した日本ロレアルの長瀬次英は、フェイスブックに在籍していた。そこで彼が学んだこととは。「Welcome to Facebook!」Tシャツ姿のザッカーバーグが本社に集まった新入社員たちを見渡し、声をかける。2014年春、当時37歳 ...

  • 「世界と繋がるガレージ企業」、Drivemodeの誕生秘話

    「イーロン・マスクの右腕」と呼ばれた男と、Zipcarの元役員が組んだプロジェクト。ドライブの楽しみを変えるアプリに、世界中からアイデアが舞い込んでいる。「やあ、キミたち、Drivemodeでしょ?」と、開けっ放しのガレージを知らない人が覗き込む。サンフランシスコ湾に面したレッドウッドシティの住宅街 ...

  • メルカリの「世界を制する人材戦略」 幹部の採用基準とは

    未上場で評価額が10億ドル(約1100億円)を超え、「ユニコーン」と称されるメルカリ。同社が急成長を続ける背景には、経営陣それぞれの意思決定の歴史があった。メルカリのHPを見ると、24人もの経営陣の名前がずらりと並ぶ。彼らは何を基準に登用されているのか。そんな疑問を抱いてしまうのは、創業からわずか4 ...

  • ヒップホップから古墳VRまで、地方都市に起こる「新旋風」

    9月1日、佐賀県庁の建物でドッと歓声がわいた。県庁のフロアに登場したのは、フリースタイルバトルでお馴染みの、KEN THE 390、KOHEI JAPAN、DEJI、K DUB SHINEなどラップMCたち。彼らは「日本は佐賀を見ていた 佐賀は世界を見ていた」というパンチラインの「The SAGA ...

  • 「CDO」は日本企業にどんな変革をもたらすのか?

    CDOの導入がグローバルの潮流になっている。まだ日本では数少ないCDOは、企業にどのような変革をもたらすのか。CDOの「D」はDigitalではなく、Disruptor──。冗談交じりにそう言われるが、既存の事業を破壊して新しい価値を創出するという意味では、本質を突いているかもしれない。アメリカでC ...

  • 面白いから未来に張る! KDDI田中孝司 x ソラコム玉川憲

    日本のオープン・イノベーションにおける“転換点”となる出来事が起きた。KDDIによるソラコムのM&Aだ。その舞台裏について、2人の経営者が語る。『KDDIが、IoT通信プラットフォームを提供するソラコムを買収』。そんなスクープ記事が日経新聞の一面を飾ったのは8月2日。 ...

  • フェイスブック幹部がメルカリの参謀になった本当の理由

    それは突然のことだった。2017年6月に発表された元フェイスブック幹部の参画。なぜ彼はメルカリを選んだのか。トップ2人が語る、誰も知らない採用までの舞台裏。今年6月、フェイスブックのVP(ヴァイスプレジデント)、ジョン・ラーゲリンが執行役員CBO(チーフ・ビジネス・ ...

  • インスタグラムからやってきた「デジタル幹部」の「アナログ戦術」

    広告予算の60%以上をデジタルに投資、EC化率を45%も増やした日本ロレアル。デジタルマーケティング戦略の鍵はCDOの「アナログな人間関係」にあった。「実は泥臭い話ばかりでして」。照れ笑いを浮かべる長瀬次英の経歴は、一見、泥臭さとは対極にある。KDDIやユニリーバなど大手企業を渡り歩き、フェイスブッ ...

  • グランドセイコー「独立ブランド化」の舞台裏

    「風を読みなさい」。セイコーウオッチCEOの服部真二は、社内でよくそう言うという。流行をとらえろという意味で使われがちの言葉だが、服部の話を一通り聞いたあとでは、こう言っているようにも聞こえる。過去から未来に流れる大きな文脈を読み取れと。彼が語ったのは、「ブランド」を築いていくストーリーであった。今 ...

  • トップ企業が続々参加、ファナックの「工場を賢く」する仕組み

    富士山麓・山梨県忍野村にあるファナックには、サッチャー元首相をはじめ各国要人も視察に訪れている。世界中から注目を集めるその理由は、1980年代から脈々と受け継がれる2つのキーワードにあった。トヨタ自動車、日立製作所、ホンダ、パナソニック……。工場の自動化(FA)事業やロボ ...

  • コマツが覆す、建設現場の「3K、人手不足、どんぶり勘定」

    施工前の更地から完成後の再工事まで、すべての工程を地形の3Dデータでつなぐ──。15年後に101万人不足する建設作業員の「安全」と「生産性」を突き詰め、たどり着いた答えだ。記者たちは当惑していた。少なくとも、社長の大橋徹二の目にはそう映った。2013年、コマツの新社長に大橋が就任したときのことだ。「 ...

  • 西洋と異なるロボット観、「ドラえもんの国」日本の勝ち筋とは

    災い転じて福となす── 日本はいま、自らの弱みを一転、独自の強みに変えようとしている。海外諸国には真似できない優位性を自覚し、ビジネスチャンスにしていくこと。逆襲は、ここから始まる。外国人が驚く日本人の意外な一面に、“勝ち筋”はある。ボストンコンサルティングの御立尚資は、今年 ...

  • 日本人に「笑いの日」は必要か?

    今年から8月8日は何の日になったか、即答できる人はいるだろうか? 答えは「笑いの日」。政府が制定した記念日ではなく、吉本興業が仕掛けたものだ。「…なんだ、企業の宣伝か」と思ってドン引きする前に、8月が終わる今、「笑いの日はなぜ話題にならなかったのか」に注目してみたい。8月8日を「笑いの ...