督 あかり

フォーブスジャパン編集部

愛知県出身。2013年、中日新聞社に入社。岐阜報道部で刑務所取材に注力し、14年末に「法務省が女性受刑者の手錠をかけたまま出産を慣習的に認めていた」というニュースを独自で報道した。大学生とニュースを語り合う「新聞カフェ」担当、若者向けページ「popress」編集長を経て、現職。趣味は詩の創作。

  • その書類、必要? 菅首相と河野大臣が経営者たちに話した「中身」

    「総理はせっかちなものですから、煽られっぱなしでやってます」冒頭から会場の笑いをとったのは、河野太郎規制改革担当大臣。菅義偉首相から「課題を浮き彫りにするには最高な大臣。摩擦を起こしながらやってくれます」と評されたことへの切り返しだった。11月23日、将来の日本経済の中核となる経営者や企業幹部らが集 ...

  • 事件ライター高橋ユキと選ぶ、受刑者がつくる「キャピック製品」10選

    キャピック製品をご存知だろうか。古くから「刑務所作業製品」と呼ばれ、罪を犯した受刑者たちが社会復帰に備えて、職員の指導のもとで刑務所内でつくる製品だ。売り上げの一部は、犯罪被害者支援団体の活動の助成にあてられる。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、都内で全国のキャピック製品を一堂に集める展示即 ...

  • コロナ禍にがん宣告。事業承継のプロ・山野千枝が気づいた「命のリレー」

    中小企業かつ同族経営の「アトツギ社長」の事業承継を支え、そのイメージを変革してきた女性からForbes JAPAN編集長宛てに1通のメッセージが届いた。「ドン引きされるかもしれないんですが、坊主頭の私を取材してくれないですか?(笑)(中略)意外といると思うんですよね、人知れず病気と闘いながら仕事して ...

  • 「性的同意」を常識に──性被害に苦しむ人に寄り添う「ミモザ」始動

    性行為には同意を必要とする「No means No」を当たり前の社会に──。性別やセクシュアリティに関係なく、性暴力や性的同意について学ぶメディアプラットフォームを運営する非営利団体「mimosas(ミモザ)」が、今年8月に設立され、始動している。10月2日、ミモザ初のイベント「#わたしとあなたを愛 ...

  • 下半期「スタート日」に東証システム障害、終日売買停止の「失敗」の意味

    2020年度下半期の「スタート日」、本来であれば大きな投資が動くはずだった──。東京証券取引所で10月1日、取引開始前に株価などの相場情報の配信システムに障害が発生し、全銘柄の取引が終日停止した。システム障害により、東証で株式の売買が終日停止したのは、1999年に取引がシステム化して以降初めて。10 ...

  • 「ハッピーな人は誹謗中傷なんてしない」 西村宏堂に聞くSNS作法

    浄土宗の僧侶であり、プロのメイクアップアーティストであり、LGBTQ活動家としての顔も持つ西村宏堂。10代は自身の性別について悩み、海外留学先で当初は日本人であることにもコンプレックスを感じていた。前編では、そんな彼が、なぜ自分らしく「正々堂々」と生きられるようになったのか、乗り越えてきた道のりを振 ...

  • メイクで美の魔法をかけるお坊さん 西村宏堂の正々堂々生きる「決断力」

    アメリカと日本を拠点に活動するメイクアップアーティストであり、僧侶でもある西村宏堂。唯一無二のキャリアだが、さらにLGBTQ活動家としての顔も持つ。西村は、自らは同性愛者だが、LGBTQの当事者としての体験を踏まえて性別や年齢に関係なく、悩みに寄り添いながら、少人数制のメイクアップセミナーも行なって ...

  • 名古屋発「フードロスxファッション」 常識を疑う老舗商社の開発秘話

    玉ねぎやキャベツの切り屑など、食品廃棄物の再活用をファッション業界から提案するプロジェクトをご存知だろうか。「フードテキスタイル」という名前の通り、食品会社が廃棄せざるを得なかった野菜や食材を染料とし、アパレル企業などとコラボして、食材の素材に近く優しい色合いの衣服や靴を生み出している。手がけるのは ...

  • 「正直・公正・マジ実直」 うつけん3度目の都知事選を支えた意外なSNS発信

    2020年の東京都知事選挙は、新型コロナウイルスの影響もあり、候補者によるインターネット上での選挙活動が白熱した。小池百合子都知事は「街頭演説をしない」として、代わりにYouTubeやインスタグラムでの動画配信などに力を入れた。史上最多の22人の候補者が出馬した今回、地方暮らしが長かった筆者にとって ...

  • なぜ北朝鮮の人権が題材に? 話題の3Dアニメ映画『TRUE NORTH』監督に聞く

    北朝鮮の強制収容所を題材にした異色の新作アニメ映画『TRUE NORTH』。世界最大のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編コントルシャン部門にノミネートされ、評価されている。日本での公開は未定だが、注目の衝撃作と言えるだろう。清水ハン栄治監督にとって、初監督作品であり、3D ...

  • 北朝鮮の強制収容所の「家族」を描く衝撃アニメ映画 10年越しの制作秘話

    分断された「国家」のヒューマニティーを描く、衝撃作と言ってもいいかもしれない。世界最大のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」で、北朝鮮を題材にした異色の新作アニメ映画『TRUE NORTH』が、長編コントルシャン部門にノミネートされた。手がけたのは、横浜生まれで朝鮮半島にルーツの ...

  • 川越の寺でLGBTQフレンドリーな結婚式? 副住職を変えたインド留学

    LGBTQフレンドリーな寺院を目指したい──と、埼玉県川越市にある最明寺が6月から同性結婚式を挙げられるサービスを始めた。鎌倉時代に創建された伝統寺院でありながらインスタグラムやツイッターなどでも積極的に発信しており、すでに国内外から問い合わせがあり、当事者からも関心が寄せられている。挙式料は写真撮 ...

  • 伊藤詩織さん、SNS誹謗中傷で提訴。「傷とともに生きるのは私たちの世代で終わりに」

    テラスハウスに出演していたプロレスラー木村花さんの死によって、SNSでの誹謗中傷に関心が寄せられる中、自らの性暴力被害を告発したジャーナリストの伊藤詩織さんが法的措置へのアクションの一歩を踏み出した。伊藤さんは6月8日、ツイッターに投稿されたイラストやコメントが名誉毀損に当たるとして、漫画家ら3人に ...

  • パンク・ロックの力で人種差別に対抗。40年前、若者が巻き起こした「白い暴動」

    上の写真は、1970年代、イギリスで撮影された人種差別に反対するデモの写真だ。抗議の声をあげた人たちは、排外主義者に暴力を振るわれただけでなく、警察官によっても不当に拘束され、死傷者も出た。ちなみに、イギリスで警察が暴徒を鎮圧するために盾を使ったのは「第二次世界大戦以来」だったという。その第二次世界 ...

  • 新型コロナ患者や濃厚接触者「隔離」の舞台裏。岡崎医療センターはどう受け入れたか

    新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、ウイルスがない安全区域(グリーンゾーン)とウイルスがいるかもしれない区域(レッドゾーン)を船内に明確に区別していないと、ゾーニングのあり方や、政府の対応の遅れについて問題視する声が上がった。厚労省によると、乗員乗客37 ...

  • 無実の罪で12年服役。西山美香さんが取材で語った「やってみたいこと」

    2004年に滋賀県内の病院で患者の人工呼吸器のチューブを外して殺害したとして逮捕されたひとりの女性に、3月31日、大津地裁の判決公判で無罪が言い渡された冤罪事件。20代から12年もの間、無実の罪を背負って刑務所で服役し、2017年8月に満期出所した。(滋賀の人工呼吸器外し殺人事件、再審で無罪判決。浮 ...

  • 滋賀の人工呼吸器外し殺人事件、再審で無罪判決。浮き彫りになった「供述弱者」とは

    「みかちゃんおめでとう」。再審判決公判後、潔白が証明された彼女が現れると、支援者から声が上がった。かつて看護助手だった西山美香さん(40)だ。2004年に滋賀県東近江市の湖東記念病院で、男性患者の人工呼吸器のチューブを外して殺害したとして逮捕された。逮捕当時、24歳。この「殺人事件」で有罪が確定し、 ...

  • 小池都知事の緊急会見の中身 改めて自粛求めるも「都市封鎖」言及せず

    新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した志村けんさん。「バカ殿様」としてお茶の間で親しまれたコメディアンの死は、政治の判断に影響を与えるのだろうか。少なくとも、若者も含めて日本の多くの人にとって、「誰がかかってもおかしくない」と改めて、新型コロナウイルスの感染力を重く受け止めるニュースではないだろうか ...

  • 年間6億円のトップセールスマンから「障害者」に。舩後議員が語る、幸せの掴み方

    舩後靖彦参議院議員は、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)患者であり、人工呼吸器を装着していて、声を発することも難しい。だが、自身の考えや思いを文章にして、代読者などを通じて発信している。政治家としては「障害の有無を問わず、誰もが幸せになれる社会づくり」をビジョンに掲げ、政策提言などを行っている。Fo ...

  • 死刑判決のやまゆり園事件。ALS患者の舩後議員が施設での「虐待経験」を告白

    「意思疎通できない障害者は不幸を生み出すだけ、生きていても仕方がない」。そんな極端な考え方を正当化し、19人もの命を奪った被告は、公判を通してもその考えを最後まで変えることはなかった。神奈川県相模市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件の裁判員裁判の判決が3月16日、横浜地裁(青沼潔裁 ...