督 あかり

フォーブスジャパン編集部

愛知県出身。2013年、中日新聞社に入社。岐阜報道部で刑務所取材に注力し、14年末に「法務省が女性受刑者の手錠をかけたまま出産を慣習的に認めていた」というニュースを独自で報道した。大学生とニュースを語り合う「新聞カフェ」担当、若者向けページ「popress」編集長を経て、現職。趣味は詩の創作。

  • 年間6億円のトップセールスマンから「障害者」に。舩後議員が語る、幸せの掴み方

    舩後靖彦参議院議員は、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)患者であり、人工呼吸器を装着していて、声を発することも難しい。だが、自身の考えや思いを文章にして、代読者などを通じて発信している。政治家としては「障害の有無を問わず、誰もが幸せになれる社会づくり」をビジョンに掲げ、政策提言などを行っている。Fo ...

  • 死刑判決のやまゆり園事件。ALS患者の舩後議員が施設での「虐待経験」を告白

    「意思疎通できない障害者は不幸を生み出すだけ、生きていても仕方がない」。そんな極端な考え方を正当化し、19人もの命を奪った被告は、公判を通してもその考えを最後まで変えることはなかった。神奈川県相模市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件の裁判員裁判の判決が3月16日、横浜地裁(青沼潔裁 ...

  • 復興は誰のため?「最後のひとりが仮設住宅を出るまで」石巻で新聞を配る編集長が拾う声

    2020年3月11日、東日本大震災から9年経ち、ついに10年目を迎える。今夏に開催予定の東京五輪は「復興五輪」と位置づけられ、日本にとって被災地の「復興」を海外にアピールする機会となるだろう。また、日本政府主催の東日本大震災の追悼式は、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止、来年は「10年の節目 ...

  • 「変化は一晩では起こらない」なぜ日本は他国よりジェンダーギャップ解消が遅いのか

    3月8日は国際女性デー。ニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めて起こしたデモに起源がある。歴史上女性の権利を獲得した歩みを祝い、女性の生き方を考える日でもある。2019年12月に、世界経済フォーラム(WEF)が発表した各国の男女格差を示す「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」によると、日本は1 ...

  • 知らない、はリスクだ。堀潤が「わたしは分断を許さない」に込めた覚悟

    ジャーナリストの堀潤が手がけるドキュメンタリー最新作「わたしは分断を許さない」が3月7日からポレポレ東中野など全国の劇場で公開される。2020年は、東日本大震災による福島第一原発事故から、そしてシリア内戦から10年目を迎える年だ。堀が世界中を駆け巡って見つめた「分断」の現場をつなぎ合わせると、人々を ...

  • 延期か中止か無観客試合か。五輪内定にも影響?揺らぐ日本のスポーツ界の判断

    7月末に開幕予定のオリンピックを控える日本で、スポーツ界では厳しい判断を迫られている。安倍晋三首相は2月26日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の会議で、大規模なスポーツや文化イベントなどについて今後2週間程度、中止か延期、または規模を縮小するように要請した。「この1、2週間が感染拡大防止に極 ...

  • ミラノから欧州市場へ。日本の発信プラットフォームを仕掛ける若き2人の狙い|後編

    イタリアのミラノで、日本文化の発信拠点として注目されている「TENOHA MILANO」。前編では、一般客で賑わうライフスタイルショップと日本食レストランについてレポートしたが、町家のように奥へと広がる複合施設内で続いて現れるのは、会員限定のコワーキングスペースとシェアオフィスだ。現地代表の菊池大樹 ...

  • ミラノで大盛況。日本の発信拠点「TENOHA」はなぜウケているのか|前編

    「TENOHA(テノハ)」という店名を聞いてピンとくる人がいるかもしれない。昨年10月末に、再開発のため惜しまれつつも閉店した、代官山にあった複合施設の名前だ。日本の雑貨などを扱うライフスタイルショップのほか、イタリアンレストランやカフェ、コワーキングスペースなどが併設されていた。都会にしては広々と ...

  • この国の障害は #障害者という言葉 だ。ヘラルボニーが異例の意見広告に込めた痛烈なユーモア

    「この国のいちばんの障害は、『障害者』という言葉だ。」そんなフレーズとともに、「障害者」の三文字が書かれたポスターが、金色のフレームから落ちかけた下部だけシュレッダーにかけられたように細断されている。これは、障害のあるアーティストによるアート作品のブランド化などを手掛け、福祉のカルチャー化を展開する ...

  • 新型コロナ、クルーズ船内はいま。閉鎖空間で集団感染が起きたらどうすべきか

    2月3日から横浜港に停泊し、新型コロナウィルスの集団感染が発生するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号。まず、乗客のひとりが撮影した以下の写真を見てほしい。2月4日夜には通常通り、夕食会場は混み合っていたという。2月4日の「ダイヤモンド・プリンセス」船内の夕食会場。この時はまだ人で混み合っていた ...

  • 新型コロナ感染拡大、長期化すれば日本のGDP2兆円超押し下げる試算も

    中国湖北省・武漢市で発生し、感染が拡大している新型コロナウイルス。この新型肺炎による死者は1月28日に100人を超え、中国全土の感染者数は4000人以上に上っている。日本では4人目の発症が確認された。春節が始まるタイミングを襲った今回の感染拡大は、今後どのような影響を与えるのだろうか。NRI(野村総 ...

  • 「祈りに応えたい」現代アーティスト小松美羽の作品が世界で人々の魂を揺さぶる理由

    神獣など聖なる領域の世界観を生き生きと描く現代アーティスト小松美羽。1月上旬に台湾での大規模な個展を終え、その後のアートフェア「TAIPEI DANGDAI」で出展作品はすぐに完売。2020年も世界を舞台に活躍が期待されている。筆者は台湾での個展開幕と公開ライブペインティングの際に、小松に密着する機 ...

  • 台湾の個展で売上2億円。世界が熱狂する現代アーティスト小松美羽に独占密着

    気鋭の現代アーティスト、小松美羽をご存知だろうか。狛犬や龍、麒麟、獅子といった聖なる領域の神獣を一心不乱に描き出す大型のライブペインティングは、観客の目を奪い、近年は海外でも大きな評価を得ている。毎回100本近く用意する絵の具は床に飛び散り、まっさらだった白装束は多様な色が混ざり合い、徐々に濁ってい ...

  • 小泉進次郎大臣の育休取得宣言を読み解く。霞が関を覆う「不夜城文化」を改革せよ

    小泉進次郎環境大臣は1月15日、環境省の会議の冒頭で、第一子の出産後3カ月の間に、計2週間分の育児休暇を取得することを発表し、その決断に注目が集まっている。公務を最優先にしながらも、時短勤務や在宅のテレワークも活用しながら、省内のパフォーマンス向上を目指すという。妻の滝川クリステルさんは近く出産を控 ...

  • 「ゴーン会見は80点」の理由。日本の司法当局の発信に遅れ

    前代未聞の逃亡劇について、自ら主人公を演じたカルロス・ゴーン被告が逃亡先のレバノンの地で、ついに口火を切った。国際政治学者、舛添要一氏はツイッター上で、ゴーン被告の記者会見について「80点の出来栄えで、世界に向かって言いたいことを言った」と評した。一方で「陰謀論は具体的証拠がなく、あまり説得力はない ...

  • 「香港の衰退は始まっている」鳥の目で見る、香港の行く末|#揺れる香港

    香港政府による逃亡犯条例の改正案をきっかけに、香港のデモが本格化して半年がたった。この間に若者を中心としたデモ隊と香港警察の衝突は激化し、多数の負傷者と死者を出す事態にまで発展した。一方で、香港で「最も民意を反映する選挙」と言われる区議会選挙では、民主派が圧勝した。するとその3日後に、トランプ大統領 ...

  • 香港デモ、「分散ネットワーク型」が奏功して長期化へ|#揺れる香港

    香港政府による逃亡犯条例の改正案をきっかけに、香港のデモが本格化し、12月で半年を迎えた。若者を中心としたデモ隊と香港警察の衝突は激化し、多数の負傷者や死者を出す事態にまで発展している。2014年の雨傘運動は、1989年の天安門事件以降で、中国共産党の主権が及ぶ地域では、最大級の民主化を掲げたデモと ...

  • 川崎市ヘイトスピーチ禁止条例、刑事罰はなぜ「国外出身者」に絞られるのか

    「差別」を禁止する対策として一歩踏み込んだ、川崎市に注目が集まっている。ヘイトスピーチなど差別的な言動を禁止するため、全国で初めて刑事罰を盛り込んだ条例案が12月12日、川崎市議会で可決、成立した。市の勧告や命令に従わず、差別的な言動を3度繰り返した場合、最大50万円の罰金を科すことになると、For ...

  • 【速報】ヘイトスピーチ、許さない。川崎市で全国初、罰則付きの禁止条例が成立

    国による「ヘイトスピーチ解消法(通称)」の施行から3年。残念ながら、いまも、特定の民族や国籍の人たちを排斥する差別的な言動がなかなか止むことはないのが現状だ──。川崎市では、ヘイトスピーチなど差別的な言動を禁止するため、全国で初めて罰則規定を盛り込んだ条例案が12月12日、市議会の本議会で可決、成立 ...

  • フィンランドで世界最年少の女性首相が誕生へ。34歳、サンナ・マリンの「横顔」

    12月8日、フィンランド元運輸・通信大臣のサンナ・マリンが、34歳でフィンランドの新しい首相に当選したニュースが世界を駆け巡った。35歳のウクライナの首相を抜き、世界最年少の国家の指導者になると見られる。フィンランドでは、郵政改革案を受けて大規模なストライキへ発展。連立与党の中央党から不信任案を突き ...